玉村は6回1失点としっかり投げたんですが、打線がなぁ。唯一の長距離砲だった末包をスタメンから外すと、開幕当初のようなコツコツ当てるだけの打線に戻ってしまいます。まあまあ得点圏にランナーが行きましたが、あと1本を出せずに試合が進んで、勝ち越せぬまま8回の裏に1点を奪われ、最終回のマルティネスを迎えてしまいました。8回の裏に島内が出した先頭バッターへの四球が痛かったです。

 

島内が1点取られて負けましたけど、毎回1点も取られるなというのは酷なので、ここを責めても仕方ないかなという気がします。やはり打線が点を多く取れないことが重苦しい展開になっています。6回の表に1アウトから小園がセンター前ヒット、堂林がライトへヒットで1アウト1塁3塁としたところで、石原がセンターへ犠牲フライを放ち同点にしました。1点取れて良かったというイニングでしたが、勝つにはここで一気に畳みかけて逆転までもっていきたいところでした。小園、堂林の連続ヒットでカープの攻撃に勢いが出た場面だったので、石原には犠牲フライではなくて、タイムリーヒットを打ってほしかったです。押せ押せモードにしてこのイニングで一気に逆転にもっていけば、この試合勝てたと思います。あとは7回の表。先頭の矢野が四球を奪って、代打宇草が送りバント成功。秋山がニゴロ進塁打で2アウト3塁とし、野間が四球で2アウト1塁3塁までもっていきました。この場面、上本に打ってほしかったです。あえなく空振り三振で、あぁやっぱり打てないかと思ってしまいましたが、これじゃダメなんですよね。本来なら1本出なくてかなり悔しい場面です。2アウトでチャンスになって凡退してもやっぱりみたいな感想しか出てこないってのは良くない傾向です。いつも打たない打線なので、見ている方にも慣れが出てきてしまっているのかもしれません。

 

結果的にこの週末は1勝2敗。バンテリンドームで3タテにならなくて良かったという感じです。あまり下からの突き上げが厳しくないうちは、敵地でこうして1勝2敗でもいいとは思いますが、そのうち勝負の夏場とかになると、敵地だろうが最下位のチームに負け越している場合ではないって時がやってくるでしょう。またバンテリンドームでの試合が2週間後に控えているので、中日の投手陣に対してどう点を取っていくかというのは、スコアラーを含めてしっかりやってもらいたいなという気がします。とりあえずこの試合の収穫は玉村が先発投手としての役割をきちんと果たしたこと。こういう投球をしていれば、いずれまた白星につながるでしょうから、次もしっかり投げてもらいたいなと思います。

 

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