次の週末のマツダでの中日戦は、アドゥワ、九里、ハッチの順で投げるようですね。森下は5/4(土)のDeNA戦で右手人差し指にまめができた影響で、来週登板予定とのこと。抹消はしていないので、週開けのヤクルト戦に回るのでしょうか。来週は木曜日に試合がないので、５人でローテを回せることを考えると無理せず登板をさらに遅らせることもできますが、状態はどうなんでしょう。とりあえず抹消しないでいるのですから軽症なんだろうと思いますが、今月は交流戦も控えていますし、無理せずコンディション優先でいってもらえればと思います。
ここまでのセ・リーグ各球団の打率と防御率を見てみると、傾向としては投手が頑張っているチームが上位にきています。
※左が打率、右が防御率
阪神 .229 2.09
巨人 .228 2.32
広島 .226 2.39
DeNA .242 3.36
ヤクルト .249 3.49
中日 .245 3.06
防御率２点台がＡクラス、防御率３点台がＢクラスというように、分かりやすく境界ラインがあります。そして打率の方も分かりやすいですね。カープは相変わらず打率が６球団で最も低いですが、上位にいる阪神や巨人と似たり寄ったりです。打ったとしても打たれたら下位に沈む。これが今シーズンのここまでのセ・リーグの特徴と言えます。カープの場合、防御率をこのままキープしつつ、打率が２割４分台まで上がってくると、首位に立てるかもしれません。１軍に昇格したばかりの末包とか、ここまで中々結果が出ていない坂倉（打率.175）とかがガンガン打ってくれれば、チーム打率が上がってきて勝てる試合が増えてくるんじゃないかと思います。
ファームで気になっていた末包がようやく１軍に上がったので、次は外国人選手がどうなのかというところが気になります。シャイナーが始動していますが、８試合で24打数3安打の打率.125。数字だけ見るとちょっとまだかなぁという感じです。ファームで結果を出さないことには１軍に上げるわけにはいかないと思うので、技術的なところとかをしっかり固めていってほしいです。ハーンは５試合に登板して失点０と結果が出ています。今のところ１軍の中継ぎ陣は頑張っているのでハーンを焦って上げる状況ではないですが、一度１軍でのマウンドさばきを見てみたい選手です。交流戦の前にタイミングがあれば、ハーンを１軍に上げてみるのもいいかもしれません。
ちなみに週末対戦する中日は、開幕直後は上位にいましたけども、ジリジリと落ちてきて現在最下位。４月の頃は防御率が良かったと思うんですが、今は３点台になっています。開幕当初の勢いが少し止まってきたということでしょうか。カープは対中日戦が１勝３敗１分。週末のマツダで３タテすれば勝ち負けがひっくり返りますね。カープは甲子園で２連勝とチームの状態を今一度上げてきていることを考えると、ここはぜひ３タテを狙っていきたいところです。連勝を伸ばして憧れの安定した貯金生活が実現できるように、週末の３試合をしっかり取っていきましょう。
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