日曜日のオリックスとのオープン戦は5-5でドロー。「広4-1オ」とリードしておいて、終盤の8回にケムナが1失点して9回に中﨑が3失点して逆転を許すという試合展開。これがシーズン本番なら怒りが込み上げてきますけど、一応オープン戦ですからね。努めて冷静に見るようにしました(苦笑)。中継ぎ陣は競争が激しいので、こういったマズイ結果が出るとそこで差がついて2軍行きのきっかけになるんじゃないかと思います。

 

ただ、逆転されたことで9回の裏に松山の同点タイムリーが見られたのは収穫でした。1本欲しい場面で打ってくれるベテランがいるというのはとても心強いです。しぶとくくらいついてヒットゾーンに落とすバッティング技術は今年も健在というのを見せてくれたので、松山には切り札として今シーズンも頑張ってもらいたいですね。

 

投げては先発の九里が7回を111球で被安打4、四死球3、失点1でまとめました。初回にいきなりソロを打たれた後は、ピンチになっても粘り強いピッチングで無失点。打たせてアウトを重ねる九里らしさが十分感じられました。4/4(火)のマツダでの阪神戦に登板決定ということなので、週の始まりは当面九里でいくことになります。森下も床田も故障明けになる今シーズンは、大瀬良と九里にかなり頑張ってもらわないといけないです。開幕が大瀬良週の頭は九里というローテの配置になったのは、ある意味妥当かなという気がします。

 

坂倉が5番に入って、4回の裏に初球を右中間へ2塁打を放ってタイムリーとなりました。坂倉がクリーンアップに入ると打線に厚みが出ますね。坂倉がスタメンマスクというのが今シーズンは基本線なのかなと感じますが、あとは守備・・・。坂倉がマスクを被っている時に3回走られて、1回はストライク送球でアウトにしましたけど、あとの2回はワンバウンド送球で楽々とセーフになってしまいました。2塁への送球がどうしても課題になりますが、そこは今シーズン我慢しながら坂倉を捕手として育てていくのかなという気がします。

 

あとはデビッドソンが2安打1打点。コンタクトの仕方がだいぶ良くなっているように感じます。センターから右方向へ強い当たりが打てるのは魅力ですね。今後は変化球でタイミングを外されたりすることが多くなっていくんでしょうけど、そういった配球できた時にバットが止まるかどうか。残りのオープン戦でこの辺りを見てみたいなと思います。

 

オープン戦は残り5試合(ロッテ×2、ソフトバンク×3)。開幕があっという間にきてしまいます。打順もそろそろ決まってきそうですし、新井監督がどういった采配をするのかも見ものです。ここから本番モードでいくと思うので、この5試合をぜひ

勝ち越して終わりたいところです。

 

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