内野守備・走塁コーチ小窪が就任!2軍ではなく1軍のコーチというところに価値があります。内野守備・走塁という肩書よりも、人望の厚かった小窪が1軍ベンチに入るという、このことがポイントなんじゃないかと思います。小窪コーチには首脳陣と選手の間の距離感を縮めるという重要な役目があります。監督が若い選手に対して積極的に声をかけているイメージがあまりないので、小窪がコーチとして1軍に入ることで、ベンチの雰囲気が少しでも変わればいいなと思います。

 

そして何よりも、独立リーグやロッテでの経験をぜひカープに取り入れてもらいたいですね。特にパ・リーグでAクラスに入るロッテの野球です。大きいのがなくても、機動力を活かしながらじわじわとプレッシャーをかけて崩しにかかる攻撃。これを盗みたいところです。小窪がロッテにいた期間は短いですが、実際にチームに入って肌で感じたものを余すことなくカープの選手に伝えてほしいです。できれば秋季練習の頭から小窪コーチがいればよかったですけどね。来シーズンに向けて、小窪コーチチームのアクセントとなることを期待したいです。

 

秋季練習では、遠藤山口アピールに失敗藤井ダメだったようですね。評価されたのは2イニングを無安打無失点だった矢崎ぐらいなんでしょうか。ちょっと寂しいですね。アピールに失敗した投手に共通して言えるのが制球難四球が絡んで失点につながったということで、このあたりが改善されなかったとなると、春の1軍キャンプの切符は当然渡せないですね。

 

6イニング制で紅白両チームの四死球が合計で9つもあったということは、見ている方は「またか」となるような試合だったんでしょうね。リーグワーストの547四死球だったカープの投手陣は、四球をいかに減らすかというのが課題です。ただ、四球を絶対に出してはいけないとなると、ストライクを安易に欲しがってコースが甘くなったりしますから、このバランスが難しいところです。投手にとって四球は難敵ですね。

 

いつでもストライクが取れるという安定したコントロールがないと、1軍で投げ続けるのはやはり難しいです。球威はあってもストライクとボールがはっきりしているようでは、1軍のバッターに簡単に見極められて、苦し紛れにストライクを取りにいった球を打たれてしまいます。カープには若手を中心にこういう投手が多いですよね。球威はあるという投手が多くいる中で、その持ち味を残したままコントロールという壁を乗り越えた投手が、1軍の舞台で活躍できるようになります。島内あたりは、ある程度コントロールが身についてきたから今シーズン1軍で多く投げられました。次、もう1回チャンスをもらえる投手は、不甲斐なさを払拭するようなピッチングを期待したいです。

 

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