オリンピックによる中断期間もあと１週間。約１か月の中断は長いなぁと思っていましたが、いざオリンピックが始まると意外と日が経つのが早くて、8/13（金）の後半戦開始がもうすぐそこという感じがします。
カープの後半戦開始は京セラドームでの阪神戦。ネットニュースをみると阪神の先発にはどうやらまたあの２人がやってくるようですね。8/13（金）に西勇輝、8/15（日）に秋山。カープキラーと呼ばれるこの２人が阪神の週末のローテに入るとなると、８月から９月にかけて３度ある週末での阪神戦は、常にこの２人と対戦することになりそうです。
8/13（金）･14（土）･15（日） 阪神戦 京セラドーム
8/27（金）･28（土）･29（日） 阪神戦 マツダ
9/10（金）･11（土） 阪神戦 マツダ
この２人と対戦する試合をとることができなければカープの後半戦の巻き返しはないといっていいぐらい、週末の阪神戦は重要になってきます。ただ、この２人の並びは直近で一度崩していますね。
7/2（金）は西勇輝が4回までに被安打7で7失点。広7-1神で玉村が勝利投手となりました。7/4（日）は秋山が3回4安打2失点で早々に交代。その後カープが逆転して広4-3神で森下が勝利投手となりました。この２試合はカープにとっては非常に内容のあるいい試合だったんですよね。この２人を崩して勝ち越した直近の阪神戦が１つの目安となります。そう何度も何度も同じ投手にやられるわけにはいかないですし、いい加減カープキラーというイメージを払拭したいところです。そのためには、後半戦開始となる8/13（金）･14（土）･15（日）の３連戦がカープにとって非常に大事な試合になります。最初の３連戦でしっかり叩けば、残り２度の対戦がやりやすくなりますからね。特に初戦となる8/13（金）の試合です。この試合を是が非でも取りたい。まずはこの試合に照準を合わせて、残り１週間でチームの戦い方を整えていく必要があります。
カープのローテはというと、8/13（金）は大瀬良、8/14（土）は九里といったところですね。問題は３戦目。8/7（土）のオリンピック決勝・アメリカ戦で先発する森下を8/15（日）にもってこれなくはないですが、疲れを取るために少し間隔を空けるとなれば、8/17（火）からの中日戦にもってくるというのが妥当な気がします。となると、秋山と投げ合うのに誰がいいかです。１つは、8/9（月）のソフトバンクとのエキシビジョンマッチで先発する投手が8/15（日）に回るというものですね。大道、玉村のいずれかでしょうか。もう１つは、ファームで投げている先発投手を当てるかですね。いわゆるローテ６番手争いを勝ち抜いた投手です。ただ、この６番手争いがどうもピリッとしません。
最初にチャンスをもらった矢崎、高橋昂也、スコットの３投手は、エキシビジョンマッチであえなく撃沈。不合格でした。残る候補は、野村、床田、中村祐太の３投手。直近のファームの登板戦績は次のようになっています。
＜ファームでの直近登板成績＞
・8/3（火） 野村
6回100球、被安打7、三振5、四死球2、失点2（自責点1）
・8/5（木） 床田
6回96球、被安打6、三振3、四球3、失点5（自責点5）
・8/6（金） 中村祐太
6回117球、被安打9、三振7、四球4、失点6（自責点6）
床田は3回に突如崩れ、その回に4失点しています。2つの四球が絡んで1アウト満塁となり、そこから２者連続タイムリーを打たれているようですね。突如崩れたというのが今一つマイナスイメージです。
中村祐太は3回までに6失点しています。スリーランにソロと２本のホームランを打たれていますね。結果だけみると、立ち上がりとホームランという２つの課題が解決されていないといった印象を受けます。
こうなると、現状は消去法で野村一択になりそうな様相ですね。もう一度野村がどこかで投げてある程度結果を残せば、６番手ローテは野村に決まりそうな感じがします。
仮に大道、玉村、野村の３投手の中から8/15（日）の阪神戦で秋山と対戦する投手を誰にするかと考えた時に、個人的には玉村がいいのかなと思います。玉村は7/2（金）の阪神戦で西勇輝と対戦し、7回1失点の好投で勝ち投手になっています。阪神サイドに少し嫌なイメージが残っているかもしれません。直近のエキシビジョンマッチでも安定したピッチングを見せてくれました。あとは、右（大瀬良）、右（九里）ときて、左（玉村）になるといったのもあります。どうなるか分かりませんが、8/15（日）の先発投手とローテの６番手というこの２点が、今後投手陣で注目するところなのかなという気がします。
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