29日も多くの選手の情報がネットニュースに出ていました。気づけばこの週末が明けたら2月1日キャンプインですね。あっという間にここまできました。選手の状態もだいぶ上がってきているようです。

 

野村は既に6回ほどブルペンに入ったということで、2月1日のキャンプインからブルペン投球もいける状態にあるとのこと。故障明けで2軍スタートになっていますが、開幕ローテ入りへ意欲を示しているようなので、体の状態は良さそうですね。「勝ち抜いていかないと」という野村のコメントをみると、野村のような実績のある投手でも、単に状態を上げるだけではローテは確約されないというチーム状況がよく伝わってきます。投手陣に層の厚さが出てきた証拠でしょう。

 

中村恭平は、本格的に先発復帰を目指していくキャンプになりそうですね。先発ということになると3年ぶりということですが、中継ぎの経験を先発に活かしていける強みを中村恭平は感じているようです。先発でやっていくために、落ちる系の球種はフォークからチェンジアップへ変更し、緩急をつけるためにカーブの習得も目指しているとのこと。150km超のストレートとスライダーが武器の中村恭平に緩いカーブが加わると、バッターの目付けがかなり外れると思うので、効果が大きいでしょうね。ここでの成長が長く野球をやることにつながると思いますから、ぜひ新球種習得に向けてキャンプを頑張ってほしいです。

 

野手では正隨の記事がありました。大阪桐蔭高校の先輩である日本ハムの中田翔と自主トレをして、数々の助言をもらったようですね。教わった練習方法の1つに、左右の片手一本でのスタンドティーというのがあるみたいですが、いかにヘッドを早く使えるか、といった意図があるとのこと。1軍でキャンプを迎える正隨には、「長打力のある右バッター」という期待がかかりますから、先輩の助言を活かしてどんどんアピールしてもらいたいです。

 

最後は河田ヘッドコーチのコメントについて。「菊池の2番起用」という構想を明かしましたね。「犠打や進塁打を絡めた攻撃」が今季のチーム方針ということで、菊池のチーム打撃に期待しているようです。現在のカープの野手の面々を考えれば、パワー勝負でいってパ・リーグに太刀打ちできるかと言うと、ちょっと勝ち目がなさそうですからね。今シーズンはスモールベースボールにどこまで徹していけるかがポイントになりそうです。中途半端にやると単に打てないチームということになってしまいますから、やるからには相手チームに嫌がられるぐらいチーム全体で徹底的にやってほしいです。

 

ちなみに、河田ヘッドコーチのレギュラーメンバーの構想は、「スタメンはどうなるか分からない。毎試合必ず出るのは誠也ぐらい。誠也も打順は何番か分からない。」とのこと。この春のキャンプは、とにかく厳しい競争になりそうですね。

 

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