もらい泣きが酷いおばちゃん | カープ女史とパグ3匹、時々つれあいさん

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LINEもTwitter もFacebookもできない時代遅れ夫婦と
なんにもできない残念なパグのブログです。




 

女史です。

 

 

 

私、元々動物と子供関係ではよく泣くタイプなんですけどね。

(逆に恋愛物ではピクリとも反応しない涙腺です)

 

 

 

二号の血液検査待ちで動物病院の待合室で二号共々ボーとしていた時。

 

 

 
 
 
ミニチュアダックスフンドを抱っこして診察室から出てきた女性が目の前のソファに腰かけました。
 
 
 
しばらくすると声をたてずにさめざめと泣き出しました。
 
 
 
理由は分かりません。
状況から察すると診断結果が良くなかったのでしょう。
 
 
必死に声をこらえて下をむき、背中を丸めて、肩を震わせて。
それでも膝の上の愛犬を撫でるのはその温もりですこしでも安心したいからだよね。

その姿は間切れもなく二号が余命宣告をされた数日前の自分と同じ。
 
 
ああ何も出来ない。
けどその苦しみは痛い程、分かる。
 
 
ダメだ、私も泣けてきた。
泣いちゃダメだ、彼女が必死で周囲への気遣いを見せているのに。
それを無駄にしてしまう、泣くな私。と思う程、泣けてきて。
 
 
 
まだ若そうなミニチュアダック。
きっと予想もしなかったような診断結果だったのでしょう。
ショックとこの先の良くない未来を考えて混乱しながらも受け止めて……
 
 
辛いだろうに、周りを気にして一生懸命我慢している、でもこらえきれないんだろうな。
 
 
肩を抱くわけにいかないし、ましてや慰めようがないし。
 
 
そんな事をぐるぐると考えて何も出来ないまま、もらい泣き。
もう自分でもどうして良いのか分からないくらい涙が出てくる。


 
 
 
 
しばらくして血液検査の結果を聞くために診察室に入ってしまったのでその後、どうなったとかはないんですけどね、
全くオチのない、だからどうした?な話です。
 
 
 
 
 
 
あのミニチュアダックスさんも二号もお願いだから長生きして欲しい。
 
無駄吠えしたって、オシッコを失敗したって、クッションの中身をばらまいたって、抜け毛で掃除機を壊しても、何でもかんでも好き勝手やって良いんだから。
 

少しでも健康で長生きしてくれればそれでもう充分なんだよ。


分かっているのか、いないのか。
 
 
 
 
 
あのミニチュアダックスと飼い主さんが長く、長く幸せな時間を共有できますように。
 
どうか動物の医療も人間と同じくらい進歩しますように。
 
 

 

 
 
ちなみに二号の血液検査の結果は芳しくないものでした。
違う種類の抗生物質を使ってみての様子見です。
二号の胆のう頑張れ。