女史です。
私、カープファン歴40年弱。
東京生まれの東京育ち、千葉在住。
京都より向うに親戚はいません。
広島県に友人すらいません。
両親はジャイアンツファン。
「あんた、なんでカープなんか・・・」位の戯言は右から左です。
カープの情報を知りたければ、今はインターネット。
昔はスポーツ新聞の小さな記事を見つけては喜び、スポーツニュースで数十秒でも取り上げられれば小躍りしていました。
今年からビジターパフォーマンス席(相手チームの応援席)を削ってカープファンが入れるようにしたり等、なんだか穏やかではないニュースがあるようですね。
ファンによってはかなりご立腹されているようですが、
・・・誤解を恐れず書きます。
「えっどうでも良くない?」と思っています。
私は野球が好きで、その中でも足を使って戦うカープの戦術が好きで、FAに距離をおきカープ色の強い選手を育てる姿勢が好きです。
赤松選手を育成登録にせず支配下登録で待つという考え方が好きです。
広島東洋カープの選手が見せてくれるプレーに興味があるのであって球団の経営方針には全くなんとも思わないのです。
夢と金は水と油みたいなところがありますが、夢を見せ続ける為には金がいるのだよと年寄じみた事を考えます。
金だけではファンをつなぎ留められないし、夢だけでは選手の良いプレーに対価を払えない。
色んな考え方があり、色んなファンがいるので意見を否定するつもりはありません。
ご立腹されているカープファンに対しては「開幕してからまた考えようぜ。今は試合が見れないから悪い方に考えちゃうんだよ」と伝えたいかな。
ちなみに東京ドームにも横浜スタジアムにも三塁側の一角をホームの応援席にしています。
マツダスタジアムはその構造上、そして立地上、とても目立ってしまいますが、球団経営というのは難しいものなのではないでしょうか?
成績が良ければ給料を上げなくてはいけません。
給料をケチれば敵になるんです。
普通の会社のヘッドハンティングとは違います。
限られた、選ばれた選手が敵になるんです。
今年、カープがどういう成績になるのか、分かりませんが
「給料そんなに払えません」を避けるためにも常にチケット完売しなくてはと思うのは危機管理能力のようにも思います。
最初に書いたように私はカープとの地理的な距離があり、カープの情報を知りたければ自分でアクションを起こさない限り、距離は開く一方です。
広島県在住のファン、広島県出身のファンの皆さんは生活の一部だと思うんです。
距離を感じることは少なくて、身内のような親近感があるように感じます。
それはとても羨ましいことですが、ヤマアラシの恋のようにも見えます。
好きなのに近づき過ぎて傷つけるような。
ヤマアラシも後ろからなら針だらけですが、お腹は柔らかいんですよ。
一方からだけ見ていてはもったいないと思うんですよね。
私自身、認識していることがあります。
今年カープがBクラスになったら「これで少しは落ち着いて神宮で野球が見れるかな」と思ってしまうタイプなので、ズレているのかもしれません。
不快な思いの上に不愉快な意見でしたら申し訳ないです。
ただただ、野球という楽しいスポーツが好きで、同じカープファンの方が心穏やかになるのならこんな見方もあるよと伝えたくて。
もうすぐキャンプですね。
キャンプ、オープン戦、開幕とドキドキが高まる季節です。
そのドキドキを楽しみませんか?

