続いて耐震・耐風その辺ざっくりです。
長期優良住宅の申請資料が多すぎて読み込めてません。
こんなに色々検討していただいたのかと。。
設計士さんに感謝ですね。
構造スペック
ハウスメーカー曰く
昭和36年、会長の西津が5歳の9月16日、第二室戸台風は、四国を縦断し阪神間に上陸。統計史上最大となったこの暴風雨により、屋根の瓦がバリバリ、カラカラ、と飛び散り、柱はギシギシ、ガタガタ、と音を立てて軋(キシ)みました。みんなが父にしがみつき、あわや倒壊か……、その寸前で危機を乗り越えました。この体験から“頑丈で何があってもビクともしない家”が欲しいと思うようになり、それが生涯の仕事となりました。
弱いわけはない。
基本スペック
木造軸組+金物工法+パネル工法+制振ダンパー
鉄筋コンクリート造ベタ基礎
耐震等級3
耐風等級2
計算は重い屋根・外壁サイディング仕様
スパン表は日本住宅・木材技術センターによる
地盤調査結果
スウェーデン式サウンディング試験
貫入深さは7m台
N値は地表1mくらいを除いて4前後
非液状化層10m(以上)
地表変異量0cm
地盤の長期許容応力度31kN平米
地表が柔らかいエリア(旧宅の庭)は転圧する前提で地盤改良の必要なし
(土地スペック再掲)
基礎の許容応力度計算
木造基礎版(ベタ基礎)
外周隅角部基礎梁補強筋
スラブ筋
内部開口部補強筋
人通口補強筋
外周部開口部補強筋
深基礎
全て検討済み
(難しすぎて詳細不明)
金物工法
テックワン金物(設計仕様書より)
(壁量計算より)
耐力壁
A ノボパン真壁 有効壁倍率2.6
B 筋交いダブル 有効壁倍率4.0
2Fの図面の一部
壁量計算結果
耐震等級3
充足率 1.15/1.11/1.01/1.17
耐風等級2
充足率 1.90/1.34/1.39/1.45
四分割法 適合
充足率1F 5.32/2.74/4.51/5.07
充足率2F 2.90/3.71/3.60/3.16
制振装置(壁量計算外)
evoltz L220 4本 引抜力 1.25kN/m
evoltz S042 6本 引抜力 0.47kN/m
配置図
S042施工写真(図面中央下の2つ)
雑感
木造2階建としてできることはやってる感じで頼もしい限りです
欲を言えば全体の許容応力度計算が欲しいですが、基礎は計算済みでしたし、熊本地震の被災状況見ても十分かなと思います。
最後は隣家の倒壊や火災が危険
あと、重い屋根計算してますが、実際は太陽光パネル合わせてもカラーベスト屋根より軽いガルバリウム屋根です。
なのに瓦相当の壁量基準で建ててます。
過去記事再掲
正確には60平米くらいの屋根なので
- 瓦屋根→3.6t
- カラーベスト→1.2t
- ガルバリウム鋼板→0.3t
- ガルバリウム鋼板+ソーラー→0.7t(我が家)
- カラーベスト+ソーラー→1.6t
軽いので家まるごと浮くリスクはありますが土台のホールダウン金物はガッツリ入ってるので大丈夫かなと思います。
制振装置については、1階と2階に震度計置いて検証したいですね。
本音は地震波形丸ごと記録したいです
こういうのが理想
https://www.kenken.go.jp/japanese/contents/publications/data/135/135_07.pdf
switchbotさん地震計はよ。
(いやサンプリングレートが以下略)
ラズパイ地震計に手を出すかな〜
何言ってるのか全然わからない