すわ    

高気密高断熱の注文住宅計画中のかろまりです。
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2022年6月 予算確定

2022年9月 土地契約

2023年12月 間取り確定
2023年1月 土地引き渡し

2023年3月 仮住まい引っ越し予定
2023年7月 新居に引っ越し予定

 

地震関係に戻って地震火災です。

昨日一瞬公開したのですが、あまりにも短かったので下書きに戻しました。

都の統計について書いて再公開!

 

お詫び
実際に災害に遭われた方やその関係者の皆様には不快になる内容があるかもしれません。あくまでも災害とは今まで無縁で正常性バイアスのかかってる人(自分含む)向けのネットの駄文です。間違いも多々あるかもしれません。ご容赦ください。

 

津波火災

 

 

3.11で有名なのは津波火災です。

ガスボンベが流れてくような映像もありました。

石油コンビナートも燃えてました。

 

1ヶ所の延焼面積10万平米と言うと300メートル四方です。

100坪の家なら300軒。

 

 

 

 

発火原因は車のガソリンやガスボンベ、石油ストーブ、どれも生活必需品ばかりです。

正直、対策してどうにかなるとは思えません。

 

 

 

通電火災

 

他にも色々な原因があります。

 

阪神淡路大震災で有名になったのは通電火災です。

3.11でもやはり起きているようです。

 

 

 

 

 

原因が特定されやすいのは、目の前で起きるからでしょうね。

 

火災対策

 

津波火災はともかく、そもそも揺れなければ火災にはなりません。

耐震性大事です。

建物が壊れなければ火災の確率下がります。

 

揺れなければさらに火災の確率が下がります。

制振、免震ですね。

我が家は制振ダンパーが入るので普通の建物よりは揺れにくいです。

 

揺れた時に大事なのは転倒しても火災にならない暖房器具を使うことです。

壊れたら安全装置が働かないので家具などで押しつぶされない安全な場所に置きます。

 

そして家から避難する時はブレーカーを下ろします。

通電時は家電のコンセントを抜いてからブレーカーを上げます。

 

個々の努力が求められるものとしてセットバックも大事ですね。

消防車が入れるよう道幅4mを確保します。

今住んでる区は道幅が狭いことで有名です。

火災が一度発生すると消防車が10台とか集まります。

けど、なかなか消化できません。

ほんと怖いです。

 

耐火構造の種類

 

大規模火災が怖いのは人口密集地です。

 

マイホーム計画の皆さんならご存知の通り?建坪率の緩和による建て替えの促進があります。

例えば都では準防火地域で建坪率60%を70%に緩和する代わりに準耐火構造にします。

これによって建て替えが進み街全体の防火性能が向上します。

 

 

 

 

我が家はギリギリ60%におさめたので外壁と軒天のみ防火仕様になっています。

住宅金融支援機構が定める省令準耐火構造に当たります。

↑めっちゃ混乱したので建築士さんに確認しました。正確には建築確認申請の書類に書いてあるはずです。

建築基準法が定める耐火構造(1時間耐える)や準耐火構造(45分耐える)に比べると火事に弱いです。

 

 

 

https://www.decos.co.jp/wp-content/uploads/bouka_kaisetu1.pdf

 

省令準耐火構造の良いところは火災保険や地震保険が耐火構造や準耐火構造や鉄骨造と同じ水準まで安くなることです。

建設費用は準耐火構造より安いです。

うちのホームメーカーだと省令準耐火構造を準耐火構造にすると坪単価4万変わるので100万以上変わります。

省令準耐火はコスパが良いです。

 

標準ならトリプルガラスだったサッシが防火仕様のためペアガラスになって悲しいですが、火災保険が安くなるのは嬉しいです。

 

これ書いてて気づいたんですが、うちは玄関が敷地境界から遠いので防火仕様にしないんで良いんですよね。

で、打ち合わせで聞いたところ、非防火にすると

  • 減額あり
  • 荷物搬入の時に開けっぱなしにできる(防火扉はできないびっくり
  • 網無しガラスなので断熱性能がちょびっと良くなる&見た目がよくなる(夫はここを重視)
ということで、火事の時に弱いですが非防火仕様に変更予定です。

 

都の統計

 

東京都の統計は面白かったです。

 

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-bousaika/sigaitijoukyou/index.html

 

こんな感じで250mメッシュで耐火構造〜木造の分布を可視化してます。

 

一目でわかりやすいのは延焼速度比という指標で「建築物が全て木造の場合は1.0、防火造及び準耐火造の場合は 0.6、耐火造の場合は 0.0 になります。」だそうです。

平成31年↑と平成27年↓を見比べると差はほとんどわからないですね。

もっと古いのは都の図書館か国会図書館に行かないと見れなさそうです。

 

環状道路を重ねるとこんな感じ。

西側は環六より内側は耐火構造が多いです。

東側は環四あたりが境目ですね。

路線図を重ねると山手線の内側は綺麗に真っ青です。

危ないのは人口密集地かつ木造多めの地域です。

どこかと言うと、空地率↓が低くて

建蔽率↓が高くて

なおかつ木造が多いところ・・・・。

 

ざっくりいえば山手線の外側にドーナツ状に危険エリアがありそうです。

うちもばっちり木造エリアですね!

 

細かく見ると吉◯寺〜◯ノ宮辺りが危険そうです。

めっちゃ検討したエリアです。。。

あとは新◯岩より東側のエリアも・・・

あまり見なかったことにしましょう。

政府の想定

 

 

先日、南海トラフ地震で最大200万軒が倒壊or焼失と書きました。

あれは11年前の見積もりです。

見直しが始まるとニュースになってました。

 

 

 

だいぶ建て替え進んでますから被害想定減るのではないでしょうか。

地震保険料安くなるかもしれません。

楽観的すぎるかもしれません。