ワクチン副作用の治療について(鹿児島大への感謝) | キャロリン。の日記

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10月2日(月)昨日は、子宮頸がんワクチンの裁判の反対尋問に娘がお世話になっている高嶋先生が立って証言くださいました。

諸般の事情で私は行けなかったのですが、梅本さんが報告をしてくださっています。

 

 

 

 

我が家にとって、100名くらいの医師と出会いというと、

ドクターショッピングと言われそうですが、

 

ワクチン被害者になるって、何よりも苦しいのは、苦しいのに、白目剥いてバタバタやっていても、紫色にチアノーゼが出ていても放置されたり、ワクチン打ってからと言っただけで点滴を抜去されてお引き取りくださいとか言われる。

放置されたことにより、麻痺が酷く、予後を悪化させたとしか思えない被害者がかなりいると感じています。そこが、とても胸が痛むのです。

 

幸い、我が家は、1回目の接種後から、あちらこちらたくさんの症状が出て、気がつくまでに2年くらいかかったので、その間は結構、よくして頂いたし、検査もいっぱいして頂いて、感謝しています。また、各種、証拠を残すことも出来ました。

 

我が家が、鹿児島に辿り着いたのは、接種後3年を目前にした2014年5月でした。

当時、ネット上で知り合った同じ被害者の親で、神経内科畑を歩いてきた医療者から、

「ワクチンだと言わずに、鹿児島大学へ行ってごらんなさい。」と言われたのです。

ワクチンって、私はすぐに口が滑るから、夫が介護休暇を取って、LCCの安い飛行機で乗り込みました。

ところが、すでに、鹿児島では、

「ワクチン接種前は?この症状はいつから?」

などと、ワクチン、ワクチンの連呼で、夫から、

「おい、ワクチンありきで実にオープンだよ。」

とのこと。

それで、私も行くことに。

 

その時の高嶋教授の言葉が忘れられません。

私の一生涯の宝です。

 

「わからないものでも、苦しんでいる目の前の患者の苦痛や症状を少しでもなんとかしようとするのが医師の使命です。」

 

そう言ってくださったのです。

本当に、救われました。

 

また、娘が発作を起こして倒れた時も、たまたま医局にいていち早く駆けつけてくださり、その様子を見て、異常な箇所を見つけてくれたり、

正直、私の異常も見つけて、外来に掛かるようにとのこと。

高嶋先生でなくてもいいですから、と言ったのに、高嶋先生自ら診療してくださって、

異常を見つけてくださり、夫に詳細な説明をしてくださったのです。

それだけではなく、採血後の私の腕を見て、私が気が付かないのに、アルコールに被れているとも。

 

常にすごい着眼点と洞察力で、状態を見つめてくださるのです。

この間も、親の私が蕁麻疹に3ヶ月以上も苦しんでいたら、

「自己免疫の弱い人は〜」

と、説明されて、

それを、掛かりつけの医師に話したところ、

「あ〜、それあるかも・・・ちょうど薬を切ってから、数ヶ月・・・」

そこで、私も、

「あ〜、至極納得」

となりました。

 

また、ある時は、この薬の方が有効なのではないかとお願いしたときに、

「まだまだ、みんな、この先、何十年生きる命を考えたら、たくさんのイベントがあって、そこも網羅して考えた人生のQOLも含めて考えた治療をしていかねばならないのですよ。今、効けばなんでも良いわけではないのです。」

と言われたことも忘れられません。

子どもたち、一人一人の人生を慈しみ、尊ぶ心に、思い出すたびに、感謝の涙が溢れます。

 

 

話が横にそれましたが、

 

鹿児島県は離島が多いので、鹿児島大学病院を頂点に、医療連携がとても進んでいます。

なので、状態に応じて、県内の患者の把握が出来るので、早期に子宮頸がんワクチン被害者も鹿児島大に辿り着き、早期発見、早期治療が出来ています。我が家が行った頃は、離島の被害者もたくさん、県内各所の被害者も入院されていて、あちらこちらでガクガクブルブル、意識がなくなったり、記憶障害などの子が出ていました。それ以前に辿り着いた被害者は、もう退院して普通に高校へ通っている子もいました。

兎に角、たくさんの若い女の子が溢れていて、気さくな子たちが、(いや、全員が鹿児島では気さくでした。)声を掛けてくれて、励ましたりお世話してくださったりしました。

 

早期に治療できた鹿児島の被害者に、今、外来で会うことはありません。

多くの子たちが、昼間の高校を卒業して、全国の昼間の大学や専門学校やフルタイムで就職したりして、一人暮らしをしたり、結婚して妊娠出産をしたりする子も出ています。

 

全国的にこの診療体制が整っていたら、裁判を起こす人も出なかったのではないでしょうか。

そして、多くの被害者が国民年金の障害基礎年金を受給するのではなく、

それぞれの人生や夢や希望に向かって、輝いて満面の笑みで社会の大海原を泳いでいる今があるのではないでしょうか。

 

少なくとも、鹿児島の被害者は、各自の自立した道を歩いている人がほとんどだと言っても良いと思います。

 

本当に多彩な症状に、きめ細やかに対応してくださって、寄り添い、何よりも

「治療は、患者本人の意志が何よりも重要で、そこに医師は共に寄り添うだけ。」

と言って、傷ついて医療不信の娘の意志が固まるまで、説得し待ち続けてくださった姿勢も素晴らしかったです。

羞明感の酷い状態の子にカーテンを暗幕に変えてくれたり、音過敏の子への配慮、化学物質過敏の配慮など、その姿勢に学ぶものがたくさんありました。

 

今、勧奨が再開されて、厚労省の副反応検討部会の報告も増えていますし、

 

 

この厚労省の報告から、梅本さんが作成した図↓、協力医療機関への受診者数も大幅に増加しています。

 

 

被害者連絡会にも弁護団にも新規の被害者の問い合わせが来ているようです。

この方たちが、一刻も早く、鹿児島大学の治療に辿り着けるように祈っています。

(おそらくは、コロナワクチンの副作用にも良いのではないかと・・・)

 

この協力医療機関に行って、認知行動療法やら、心因性としての治療をしていたら、入れた薬液は、じわじわ体を蝕む可能性があります。

果ては、解離性障害だのてんかんだと診断されて向精神薬漬けになったり、頭に電極埋め込みの提案をされたりする可能性もあるのではないかと心配しています。

 

接種前から副作用を診療する医療機関がありますよと体制を敷き、案内すること自体がおかしいとは思いますが、

 

万が一ではなく、千が一(約1000人に一人の副作用が出ると言われている)、被害が出た時に、

治せて社会生活が送れるよう本当の治療や、本当の回復する医療を(全国どこでも居住地の近くで)提供できなければ、勧奨再開はすべきではないのでしょうか。

 

 

 

「重大な懸念は見当たらない。」

という部会の結論を毎回聞く度に虚しくなる。

 

何度も耳にタコができるほど申し上げていますが、

接種をお考えの方達へ、

どうか情報を取って、よく検討して、選択して行って欲しいのです。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。