息子は虫が好きだ。
どんな虫も見つけるとよく観察している。


公園に遊びに行ってお友達と遊び、
興味対象が虫になることはよくある。


そんな時必ずあるのは殺生。
子供が虫をわざと殺してしまうのは生きていく上で必ずある事。
きっと私にもあっただろう。
この動いているアリを踏むとどうなるのか、
そういう興味を持つ事はとても大事な事だとは思う。


だけどそれを何度も何度も面白いからと繰り返すのはまた違うのではないかと私は思う。
それは無益な殺生であり、
一度や二度と踏んでどうなるのかわかればそれ以上踏む必要はないじゃないかと。


夫はそうやって虫を殺すことで命の大切さを学んでいくんだという。
そうでないと大きくなった時にその対象が虫から人になる事もありうると。
だから虫を殺す事を止めてはいけないと。
言ってることはわかる。
でも私はどうしても納得できないでいるのだ。


なぜ殺さないとわからない?
虫を殺すことで4歳、5歳の子供に命の尊さなんてわかるの?
命の尊さとは、相手の事を自分の事のように想像してこそわかるのではないかと思う。


寒い冬をじっと待って、
暖かくなってようやく外に出て飛び回る虫たち。
そこで捕まえられ無益に明日を生きる自由を奪われる。

これをどう?可哀想でしょ?
と言ったところで子供は理解できないだろう。

でもこれをもし、

お家で外にでちゃダメと言われ続け、
ようやくお外で遊んでいいと言われた途端に、
やっぱりお家にすぐ連れ戻され、
もう外で遊んじゃだめと言われる。
こうなった時にあなたならどう思う?


とこれぐらいなら想像する事は出来るんじゃないかと思うのだ。
お外で自由遊ぶ事が出来なくなるのは悲しい、
って事が理解出来れば、
虫も同じなんだってなんとなく理解していけると思うんだけどな、
だからそんなに殺生する必要なんてないんじゃないかと私は感じるのである。


虫や動物をいくら殺しても、
殺された生き物の気持ちを想像できないと
行動も思考も変わらない。
むしろじゃあ人間だとどうなるんだ、
となってもおかしくはないと思う。



ならば家畜はどうなるんだという話になってくる。
うちでは、
命を頂いてるからこそ無駄死にさせるな、
残さず食べなさいと教えているが、
ほかの生き物は殺しちゃダメって言うのに
ママはお肉食べてるじゃないか、
何が違うの?
なんて言われるときっと説明に詰まるだろうな、
やっぱり私の考え方が偏っているのかな、と思ったり。


命の尊さを教えるって難しいなーと感じた、
今日の公園遊びでした。