うじうじしてる自分がすごい嫌だ。
いつからこんな…こんな乙女になったんだ…………
むかつく、自分。


好きな人に嫌われたくないってのは 誰でもそうだと思うんだ。
でもだからって その人に合わせたり、 自分つくるってのはお門違いな気がする。
と、思ってたの に 。

わたし、多分 今そうだ。
情けないことに。

カッコわるいなあ。 うじうじしてる自分、だいっきらい。


あの人も うじうじしてるやつ きらいって言う。

だから、本当は思いっきり泣きたいのに 強がってこらえてた いろんな感情。

でもそれって違う。 たぶん。

うじうじしてるのも 私だから、ちゃんと受け入れてあげなきゃ。
「あの人はうじうじしてる人嫌いだから止めよう」 って言ったって、
よく考えたら初めて出会った頃から今まで、 私ずっと「うじうじ」してるわ。笑


嫌いなハズの中身の無い会話をしてたのは誰だ?
嫌いなハズの五月蝿いだけの黄色い笑い声をだしてたのは誰だ?

もうちょっと素直になろう、 いろんなことに。


そしたら、このニキビもなおるよね。
何もかもが嫌になる。
何?この二重人格。


定時遅れの電車。
ボロボロの指先。
多数のメールマガジン
平和の祭典の最中だってのに
おかまいなしに人と人はぶつかって。
絶えることのない 殺人、誘拐、テロ、戦争。
女の子の高い声のおしゃべり 笑い声。
何がそんなに楽しくて 笑っているのだろう、
何がそんなに楽しくて 毎日生きてんだろう。

合わない会話、タイミング。

なかなか なじめないね。
みんなと同じように。


思えば、幼い頃から妬まれたり
ふつう、に接しれなかった。
みんなと同じでなくちゃ 不安でしょうがなかったのに。


何がいけないのか
何が駄目だったのか
わからないまま、


私はただ、ふつう でいたかったのに、
ふつう として見てもられなかった。



今でもなかなか なじめないよ。
なじもうとしても
それでも 体が拒否するよ。

みんなが楽しいと思うことは 私は楽しいとは思わない。
みんなが信じるものを 私はなかなか信じれない。
ふいに出てしまいそうになる 「下らないね」の一言。
飲み込んで飲み込んで 知らないうちに 涙がこぼれる。


なんてめんどくさいんだ。 私という人間は。
果ててしまえば楽なのにね。
そんなこともできないのは どこかで、未来に何かを 求めているのかもしれない。


ニンゲンは脆い。
ウォーレスの人魚みたいに、 ホモ・アクエリウスだったのなら
海に身を任せ ただ、逃れていくことも できたのかもしれない。

ニンゲンは脆い。
誰かの真似ばかりしたがる。
誰かと同じ匂いで安心。

いつになったら馴染めるんだろう。



みんなと同じ、誰かと一緒。




私はきっと、 誰にも似ていない。

王子様を刺して 泡になった人魚姫には

もう、あのワンピースも
風に舞った麦わら帽子も

身につけることは できないのです。