第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に選出された沖田修一監督の「滝を見にいく」が、10月27日TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、沖田監督と出演の根岸遙子、安澤千草、荻野百合子、桐原三枝、川田久美子、徳納敬子、渡辺道子が舞台挨拶に登壇した。
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「南極料理人」「横道世之介」の沖田監督の最新作。「幻の滝を見に行くツアー」に参加し、道中で迷子になってしまった“7人のおばちゃんたち”が繰り広げるサバイバルをコメディタッチで描いた。主要キャスト全員をオーディションで選出し、演技経験のない一般人を含むユニークな経歴の女性たちが、おばちゃんたちを個性豊かに演じる。
「40歳以上の女性・経験問わず」という条件で見事抜てきされた7人だが、登壇陣は口々に「選ばれた時は本当に私でいいんですかと正直思いました」(根岸)、「試写を2回見たが、自分が出ているので客観的になれず、面白いのかなんだかわからない」(安澤)、「穴があったら入りたい。自分が画面に出ると『見ないで』って隠したい気持ち」(荻野)、「(自分の演技で)のぼり調子の沖田監督の名を汚さないかだけが心配」(桐原)、「周りを見ると誰もガッツポーズしていなかった」(川田)と控えめかつ自虐的なコメント。これには沖田監督もタジタジで、大汗をかきながら「皆さん、出たくてオーディションを受けられたんですよね?」と戸惑っていた。
その一方で、今年80歳を迎えた徳納が「エキストラくらいの役だと思っていたら、(選ばれて)『やったー!』でした」と喜びを語り、続く渡辺も「素直に喜びました。自分のなかでは奇跡的幸運」と話すと、沖田監督もようやく安どの表情。さらに、徳納は「試写を見て自分の演技への感想は」と聞かれ、「なんと紅葉がきれいなんだろう! 皆に見せたいと思いました」とマイペースに語り、客席の爆笑をさらっていた。
「滝を見にいく」は、11月22日から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。なお、第27回東京国際映画祭は10月31日まで開催。
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「あの頃のように」監督、舞台のセント・ジョーンズ島は「シンガポールの歴史が刻まれている」
第27回東京国際映画祭アジアの未来部門作品「あの頃のように」が10月27日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、ティーチインにリャオ・チエカイ監督、出演のエシュリー・ガオ、脚本のグラディス・ンが出席した。
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シンガポール、セント・ジョーンズ島を舞台に、幼なじみのグオフイ(ジョシュ・ライ)とペイリン(ガオ)の出会いと別れを3つのパートに分け、過去と現在を行き来して描く実験的作品。リャオ監督は「赤とんぼ」(2010)以来2度目の同映画祭への出品を果たし、「成長し大人になってTIFFに戻ってこられました。この映画をまた選んでくれたこと、そしてワールドプレミア上映できてとてもうれしく思う」とニッコリ。「『赤とんぼ』から約4年ぶりですが、その間は短編を撮っていたり、アート系のインスタレーションを作っていました。16ミリカメラで撮影した作品もあり、美術館やギャラリーで上映されていました。ここ2年半くらいかけて、こちらの作品に関わっていました」と製作までの自身のキャリアを明かした。
美しい原風景が残るセント・ジョーンズ島を舞台に選んだ理由をリャオ監督は「シンガポールに移住する人たちがまず停留し、検疫を受けたり、1950~60年代にはアヘン中毒者のリハビリセンターがあったりという場所。その意味で、シンガポールの歴史もこの島に刻まれていると感じました」と説明。さらに、物語を作る際には「僕の書く脚本・映画はすべて個人的な経験が反映されています。その小さな島には小学校時代にキャンプで行ったことがあり、それから15、6年ぶりに訪れると、なんと全然変わっていなかった。その当時のことやいろいろな思い出がよみがえってきた」と振り返った。
本作で映画初出演を果たしたガオは「この映画に参加できたこと光栄に思う。リャオ監督やクルーの皆さんにお礼を言いたいと思います。(出演までは)大学で勉強していて、今は卒業して働いている身なのです」と照れ笑い。短編映画監督としても活躍しているグラディス・ンも「私が関わった作品が日本で紹介されるのは初めてで、長編映画に参加するのも初めて。リャオ監督に声をかけて頂いて、作品を作れたことを嬉しく思います」と謙虚に話していた。
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北野武、日本の映画業界は「汚い」と怒り爆発!「日本の映画がダメになる」 - マイナビニュースより抜粋。