HIVウイルスを発見してノーベル賞を授賞したフランスのリュック・モンタニエ博士が、ワクチン接種に反対しているという事実を、ヤフーニュースのコメント欄に書いたら即削除された。やはり国を挙げて不都合な真実を隠そうとしているような気もするけど、リュック・モンタニエは、ワクチンを打った人は2年以内に全員死亡すると言ったというデマを流されて、誤解されているのかも知れませんね。フランス語でしゃべっている映像にデタラメな英語の訳をつけてネット上に流されたんだけど、彼はそんなことは全く言っていません。
ちなみに、彼の説は前の記事で紹介したボッシェ博士の説と同じように、ワクチンを接種することによって、生き残ろうとするウイルスが変異するというもの。最近話題になっている変異株もワクチン接種が原因で生まれたものだし、今後ワクチンに耐性を持った変異株が現れて、ワクチンが全く効かなくなる可能性すらあるかも。
それから抗体が出来ることによって、特定のウイルスに感染すると、より重症化してしまう抗体依存性免役増強(ADE)が起きる可能性にも言及しています。
ちなみに、ADEのメカニズムについては、まだあんまりよく分かっていないところもあるらしいんだけど、たとえば普通の人には単なる風邪ぐらいで済むような弱いウイルスでも、ワクチンによる抗体を持っている人に感染すると、免役細胞が暴走して死に至るようなケースもあるらしい。SARSやMERSなどの旧コロナウイルスでは、動物実験でADEが起きて結局ワクチンは作られなかったらしいし、獣医学の世界で猫に感染するコロナウイルスでも、やはりADEが起こってワクチンは出来なかったということです。
今回のワクチンでは、そもそも適切な動物実験は行われていないらしく、通常動物実験にはヒトと似た反応を起こすマウスを使うんだけど、マウスには新型コロナウイルスが感染しても症状が出ないので、実験にならないらしいです。
なお、モンタニエ博士は、さらに5~10年後に起きる中長期的な影響として、コロナワクチンが神経変性疾患につながる可能性があると警告しています。コロナウイルスのRNAにはプリオン配列に似た配列があるそうで、脳内にプリオンを作る可能性があるらしく、そして、それは遺伝して将来の世代にも影響を与える可能性があるということです。
ちなみに、プリオンというのは25年ぐらい前に流行った狂牛病で話題になったことがありましたね。牛が狂ったようになって死んで行く病気で、その原因となったのが、脳内のプリオン。その牛を食べると人も同じような病気になるんじゃないかと恐れられたものでした。
どうやら牛のプリオンがヒトに移ることはないようだけど、ヒトのプリオン病は歩行障害、認知症、視力障害などが表れて、ほとんどが1~2年で死に至るという恐ろしい病気。
もちろん彼の説が正しいかどうかはまだ分からないけど、ノーベル賞学者ですらこうやって警告しているのに、それを無視して安全ですと言い切る日本の学者などは、どんだけ賢いんだろうと思っちゃいますよね。(^^;