楽天 ●1-3○ 日本ハム
今日は、楽天のゴールデンルーキー田中投手が本拠地初見参。日ハムの先発も、仙台育英出身の金村ということもあって、平日のデーゲームで、しかも気温6℃の寒いコンディションにもかかわらず、18000人の大観衆がフルスタ宮城に詰めかけました。
今日のマー君は、毎回ランナーを出しながらも何とか踏ん張って、6回投げて被安打5、与四球4、奪三振6、失点1の自責点0。結果は合格点だけど、ピッチング内容は、相変わらずコントロールが定まらず、当たっていない日ハム打線だからこそ、抑えられたような印象でした。ストレートも最速145kmで、高校時代にマークした150kmには遠く及ばない感じですね。次回以降、もっともっと良くなってくることを期待しましょう。
試合の方は、両チームとも毎回のようにチャンスを作りながら拙攻合戦で、1-1の同点で迎えた8回、2番手松崎が、セギノールに対して、ノースリーからカウントを取りに行った真ん中のスライダーをレフトスタンドに運ばれて勝ち越しを許し、9回にも3番手徳本が金子誠にダメ押しの一発を浴びて勝負が決しました。松崎は7回は日ハムの上位打線を三者凡退に片づけて、田中以上を思わせる投球内容でしたが、一球の失投に泣き、とうとう昨年のデビュー以来勝ち星なしの10連敗。すっかりツキにも見放されている感じです。
楽天打線は、今日からリックが復帰して、今季初めてベストオーダーで臨むことが出来ましたが、12残塁の拙攻で、アップアップしていた金村に完投を許してしまいました。せっかく、このところ3連勝と波に乗っていたのに、今季もタイムリー欠乏症は治っていないようですね。