こんばんは真顔

今日も拙いブログにお越し頂き

ありがとうございますクローバー

 

そして、いいねもありがとうございますピンク薔薇

 

今日は朝から慌ただしい一日

となりました(▼∀▼;;)

 

あと一日、明日は大事なそして

楽しみな打合せがあるので

乗り切らねば~です。

 

さて、ドラマ「陳情令」視聴感想

に行く前に、金光瑶のキャラを掘り

下げるべく、今回も原作本の感想

となります(▼∀▼ゞ 

 

原作本魔道祖師④に

金光瑶のお話があります。

「悪友」です。

薛洋とのお話ではありますが

観音廟での彼が訴えた言葉。

この物語を読むことで彼の

人生の背景が見えてきます。

 

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この番外編「悪友」は薛洋と金光瑶が

どういう風に繋がっていたのか。。。

それが分かります。

薛洋は常氏に対して恨みを持っていましたね。

それは魏城編でも語られていました。

彼が「ごろつき」と呼ばれるようになった

のは、詳しくは描かれていないのですが

彼が屋台でお金も払わず、ぶち壊して

屋台の主に言われるのです。

どんな理由があってこういうことをやるのかと。

薛洋は言います。

「世の中大抵の事にはもともと理由なんて

ないんだ。こういうのをとんだ災難というんだ」


薛洋の幼少の頃の忌々しい記憶、経験で

彼は辛酸を舐めていたから。

 

理不尽さや不平等な扱いをされる側は

(義城で語っていましたよね)

そこに理由はなかったし、災難でしかない。

権力もなく、無力な自分がいただけ。

薛洋も人生の陰に生きた一人の青年。

 

そして金光瑶も「妓女の子」でありながら

母親の影響で教育を出来る範囲で

受けさせてもらっていたのが原作本から

伺えます。そして母親は彼に

「君子は身なりを正す」

この言葉通り、教養を身に着けて

品を保っていた。金氏の子供である

誇りと共に。。。。

 

だけど、どんなに人格者でいようと

教養を身に付けていようと、ついて回る

「妓女の子」。

この一言で、人格を否定されてしまう。

だから、彼も人生の陰に生きた青年。

 

ただ、二人はとても似ているけれど

薛洋は、陰の中の陰であり

金光瑶(孟瑶)は、陰の中の陽

であったと思うのです。
 

陰陽と言う言葉、聞いたこと

ある人も多いと思います。中国では

春秋時代の末期、老子や孟子時代に

陰陽論と五行説とによって、哲学性を

深めていった思想だったと思うのですが

(東洋医学を少し勉強した時にテキスト

に書いてあった記憶があり)

 

ここでは、医学的な話ではなく

陰陽と言う考え方として個人的に

感じたことを書いていきます。

 

陳情令のキャラクターで言えば

魏嬰は陽で、藍湛は陰だと思うのです。

でも魏嬰は陽の中の陰でもあるのです。

藍湛もそうでしょうね。(陰の中の陽)

 

話を戻しますが

金光瑶は、上述したように陰の中の

陽の人であったと思うのです。

 

孟瑶時代、藍曦臣と初めて会った

時「妓女の子」と言われていたけれど

彼はそんな彼に対して、偏見なく

孟瑶自身を見て認めてくれました。

赤鋒尊に至っても、彼の功績を

認め、「妓女の子」と言われていた

時に手を差し伸べた人でした。

だから、孟瑶は藍曦臣に対しても

誠意をもって接して、決して陥れる

ことはしなかったですよね。

赤鋒尊に対しても、自分を認めてくれた

人として、尊敬していたわけです。

 

ただ、彼はそんな二人を裏切ってしまう

のです、自分の欲求の為に。。。

 

認められたい、自分は高貴な人間なんだ

そんな自分を手に入れる為に

自分を陥れる人間は徹底的に排除をします。

 

ただ、その後ドラマの通り、彼の本質を

見てしまった赤鋒尊と敵対することに

なりますね。

 

一見「陰」と言うと悪のように思われますが

そうではないのです。

性質を言うだけの事。

 

ただ、金光瑶は生き方は「陰悪」だった。

薛洋もですけどね。

陰のキャラであっても、陰悪でなければ

その資質は悪いわけではないのですから。

 

でも、一方で人の為に尽くせるし

母性のようなものを持ち合わせている人

でもありました。(藍曦臣に対しても

金凌に対してもですね)

これが「陰と陽」との部分だったなと思います。

(薛洋は陰の中の陰で、まぁ無茶ぶり

だしごろつきだし、人に優しくする気持ち

は薄い人でしたよね)

悪友になるきっかけだったのかな?

(ドラマで彼の事を見初めた感はありましたね)

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この「悪友」では、金光善がまだ生きている

頃のお話で、魏嬰に対して激しい

コンプレックスもあったのかなと

推察されるような描写もありました。

 

魏嬰は、元々世家の世継ぎでは

ないけれど、江氏で、江澄や厭離と

分け隔てなく育ちました。

これが金氏だったら、家僕として

扱われたわけで。

 

そして、人としても魏嬰の0を1にしてしまう

頭脳や頭の回転の速さ

そして、人脈や人柄。

全てにおいて秀でていたわけで。。。

 

彼は努力を重ねても記憶力は良くても

人の心理を見抜くことは出来ても

魏嬰のようには出来ないからこそ

彼はある意味悪賢い(笑)薛洋と利害が

一致したのかなと思います。

(薛洋も結構賢いですよね)

 

この「悪友」では、薛洋はごろつきだけど

金光瑶に対して、踏み込んではいけない

部分に気づいても、深い所までは

入ってこない。触れられたくない部分を

察していたようで。

 

金光瑶が青あざやこぶが出来ていても

指摘はするけれど、察してそれ以上は

踏み込まないんです。

 

金光善が女遊びをしていた時

金夫人に誤魔化すために色々

手を尽くしていたのに、彼は

後に殺されるきっかけとなった

「身請けしない理由」からの

「もうやめよう・・」と息子の話を

遮ったという話。

 

この話を傍らで聞いていた金光瑶

は、暫く笑顔を作っていたのですが

あの時、薛洋がそばにいたと

言うのが、ビックリでした。

 

この後二人が町中を歩いている

のですが、薛洋が突然笑いだした

ので、光瑶が問い詰めると

「さっきのお前の顔絶対に鏡で見るべき

だったよ。あまりにも不細工な顔で

笑ってて、本当にクソな偽物みたいで

気持ち悪かった」と薛洋は言うのです。

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そして、光瑶はこう答えるんですね。

「君みたいなごろつきに何がわかる?

いくら偽物で、いくら気持ちが悪くても

私は笑わなければならないんだ」と。

でも薛洋はそれは自業自得と言う

のです。自分だったら100倍、それ以上

でやり返すと。。。。

 

そのやり方はえげつないけれど

ある意味、彼の為に自分がやるよ

って言った薛洋。

 

彼もまた、光瑶が藍曦臣に

対してそうであったように

彼なりに光瑶に対しては

一定の信頼をもって接していた

のだなと感じましたね。

 

実際自分の父を手にかけた

やり方は、えげつないわけで。

これはもしかしたら?薛洋

の言葉に感化された部分があった

のかなと原作本を読んで感じました。

 

余談ですが、この番外編「悪友」で魏嬰

の凄さが分かる(笑)のですが

 

魏嬰の直筆の手稿は手に入れるのが

大変だったとか(光瑶談)

薛洋はその手稿を見て目を輝かせたとか

とにかく、魏先生はすごい(笑)と

思ったんですよね(▼∀▼)b

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ということで、金光瑶の事をちょっと

掘り下げてみました真顔

 

次回はドラマ視聴感想に

行きたいなと思います。

 

ではまたパー