8月25日(日)『校舎が人を育てる』


建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、明治から昭和にかけて、日本で数多くの西洋建築に携わりました。なかでも学校の建築に実績があり、「校舎が人を育てる」という信念を持っていました。
神戸女学院は、そんなヴォーリズの思いが宿る建物の一つです。
同校で名誉教授を務める内田樹さんは、その特徴を「『探検』を誘いかけてくる」と形容します。たとえば校内の全ての建物で一階と2階の間取りが違う、教室の大きさや形が一つ一つ違うなど、驚きがたくさんあります。
内田さんは、「自分の足で歩いて、探検するしかない。不思議な階段があったら、自分で上がる。不思議なドアがあったら、自分でドアノブを開ける。これは「学び』の比喩としては卓越したものだと思います」と語ります。
ヴォーリズの校舎は生徒の好奇心や探求心を育てる建物なのです。
建物において効率や合理性はもちろん大切なことですが、教育の場においては、それだけではないことを教えてくれます。
もちろん、他の仕事においても同じことです。使う人を喜ばせるアイデアや工夫、面白さがあるからこそ、長く愛される存在となるのでしょう。

【今日の言葉】創造性のある仕事を目指しましょう

《一言コメント》
一部屋ごとに、作りが違う校舎
確かに、とてもユニークで、興味を惹かれる建築だなと思いました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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