10月6日(日)『稲穂のように 』
Dさんは、家の田んぼがあった場所を久しぶりに見に行きました。町の区画整理事業により、その場所にはアパートや家が建ち並び、昔の面影はなくなっていました。
景色を見ていると、小学生のころ母親と兄と一緒に最後の稲刈りをしたことを思い出しました。10月の日差しはまだ厳しかったのを覚えています。
昼食のとき、母親が教えてくれたことがあります。実った稲穂を指さし、こう言いました。
「2人とも、稲穂はなぜ、前に垂れていると思う?それはね、育ててくれたお日さまや雨や土に、『ありがとう』ってお礼を言っているんだよ。あなたたちも、これから大きくなるために、たくさんの人にお世話になるのよ。大きくなったら、稲穂のように頭を低くする気持ちでいるといいわ」
そのときのDさんには、よくわかりませんでしたが、大人になった今ならわかります。両親や学校の先生をはじめ、お世話になった多くの人たちのおかげで成長できたことに感謝しています。
頭を垂れる稲穂のように謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。
【今日の言葉】実るほど頭を垂れる稲穂かな
《一言コメント》
私もこれは大好きな言葉の一つです。
つい自分一人で頑張った成果だと思いがちですが、陰で支えてくれた方に感謝する気持ちを忘れないことだなと思いました
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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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