5月22日(水)『心を残す』


学生時代、バレエを習っていたIさんは、発表会の際、先生から次のように叱られたことがあります。
「舞台袖にはけるときは、最後の最後まで演技に気を抜かないように。お客さまががっかりしますよ。舞台の上に心を残すつもりで退場しなさい」
リハーサルでうまく踊れなかったIさんは、「駄目だったな。早く舞台から引つ込みたい」と考えてしまったのです。その気持ちが踊り終えた後の動きに出てしまいました。録画した映像を見てみると、退場するときの表情と動作に投げやりな態度が表れていて、恥ずかしくなりました。
その教えは、社会人になった今も生かされています。
たとえば、お客さまにお茶を出して退室する際は、部屋を出ていくときの表情や所作など、ドアの閉め方に気を付けます。また退室後も大きな音を立てないようにします。最後まで、お客さまに気持ちよく過ごしていただけるよう心を込めて振る舞うのです。
終わり際の所作は、意外と目立つものです。プレゼンテーションが終わって退室する際や、来客のお見送りのときなども気を付けましょう。

【今日の言葉】見えなくなるまで美しく

《今日の一言コメント》
お客様をお見送りする際も同じですね。
後ろ姿が見えなくなるまで、しっかりとお見送りする。社会人としての基本だなと思いました

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/