7月11日(木)『表に出ないボランティア』
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震災や水害などの被災地では、さまざまな役割のボランティアが活躍します。
その一つ、物資整理ボランティアをご存じでしょうか。
全国から届く膨大な量の支援物資を、各地域に届けるために仕分けをする仕事です。物資を種類ごとや人数ごとに整理することで、必要な場所にスムーズに配布することができます。
このボランティアは、常に人数が足りないのだそうです。
理由の一つに、被災地の人たちと触れ合う機会がほとんどない仕事だということが挙げられます。
ひたすら荷物を仕分けて運ぶという重労働であるうえ、被災者との触れ合いがなく、「ありがとう」という言葉をもらうことも少ないといいます。
被災地の生活を支えるため、なくてはならない重要な仕事ではあるものの、やりがいや喜びを感じにくいのかもしれません。
しかし、世の中を支えているのは、常にそういった縁の下の力持ちであるのも確かです。被災地で一般ボランティアが募集されたら、そういった陰で支える仕事にこそ進んで協力したいものです。

【今日の言葉】陰で支える仕事こそ積極的に

《一言コメント》
陰の功労者の存在に、多くの人に気づいてもらい、進んで参加してもらう広報活動は大切だなと思いました。

皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/