7月7日(日)『短冊に願いを込めて』 七夕


Dさんが住む町のショツピングセンタ—では、七夕の時期になると大きな笹をエントランスに飾ります。
近くに設置されたテーブルの上には短冊と筆記用具が置いてあり、自由に願い事を書いて吊るすことができるようになっています。
買い物のついでに見てみると、たくさんの短冊が飾られていました。
子どもの字の願い事は、読んでいるだけで微笑ましい気分になります。
「お友だちができますように」「テストで1OO点が取れますように」など、自分の願いを書いたものもあれば、「お母さんのかたこりがなおりますように」「お父さんのおしごとがうまくいきますように」といった、両親の幸せを願うものもありました。
それを見てDさんは、ほのぼのとした気持ちになるとともに、故郷の父と母に、しばらく連絡をしていなかったことに気づいたのです。
そこで自分も筆をとり、1枚の短冊に願い事を書きました。
「お父さんとお母さんがこれからも元気で過ごせますように」
短冊を吊るして写真を撮り、両親に送ろうと思っています。

【今日の言葉】両親の幸せを願いましょう

《一言コメント》
いくつになっても、この様な純粋な心を大事ですね。
日本の風習は、時代を超えて優しい心を育てているなと思いました。

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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/