5月24日(金)  「なかのやま」


社会人2年目のKさんは、「たくさんの人と知り合って人脈を広げる」という目標を立てています。そのため同僚や先輩たちと、もっと交流したいと思っているのですが、話す機会があっても会話が続かず、困っていました。
そんなある日、セミナーで趣味の話題の広げ方を教えてもらったのです。
それは相手の趣味について「なかのやま」で質問するというものです。
たとえば相手が登山が好きだった場合、「何がきっかけで始めたか」「上達の過程は今どのくらいか」「のめりこみ具合はどれくらいか」「やった結果どんな変化があったか」「学んだことはどんなことか」を順番に聞きます。
実践してみると、自分が知らない分野の話題でも、楽しく盛り上がることができました。さらに相手への理解が深まり、自分にとって勉強になる知識も得られたのです。
特に「学んだことはどんなことか」の質問に対する答えは、人によって多種多様で、これまで興味のなかった分野の話でも、掘り下げて聞きたくなりました。
自身を口下手だと思っていたKさんですが、今は初対面の人とも会話をするのが楽しくなっています。

【今日の言葉】質問が互いの理解を深めます

《今日の一言コメント》
趣味については、この質問の方法は良いですね。
知らない分野でも、これなら聞けるなと思いました

皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/