6月9日(火) 「イン&アウト」
Bさんは上司から、次のような教えを受けました。
「成長するために、インプットはとても重要だ。そして、それ以上に大事なのはアウトプットすることだ」
ここでいうインプットとは、知識や教養を身に付けるために、さまざまなものを吸収することです。たとえば読書や、芸術鑑賞などが挙げられます。
対してアウトプットとは、自分から発信することです。インプットしたものを、他の人に伝えたり、表現したりすることをいいます。
たとえば、本で新しい知識を学んだら、みんなに伝えてみる、文章の書き方講座に参加したなら、エッセイを書いてみるなどです。
アウトプットするためには、学んだことをかみ砕き、自分なりの言葉に置き換える必要があります。
アウトプットには勇気や行動力、そして考える力が必要なため、つい後回しにしがちです。しかし、インプットだけでは本当の実力は身に付きません。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、知識や教養は本物になります。勉強は受け身ではなく、能動的な姿勢で取り組みましょう。
【今日の言葉】学んだことを発信しましよう
《一言コメント》
経験からも、このことは強く感じます。
アウトプットするからこそ、自身の身につく。
インプットばかりでは、知識はついても知恵はつかないなと思いました。
皆さんの意見も聞かせてください
※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
https://www.kominike-pub.co.jp/