3月30日(月)「楽しませ貯金」 


Yさんは、いつも「面白い話のタネ」を探すようにしています。
ちょっとした雑学や、ためになる話、興味深い出来事や、笑えるエピソードなどです。大学時代の恩師、A先生が教えてくれたことです。
A先生の授業では、学生に1週間の出来事を尋ねるのが恒例でした。どのような話でも先生は興味深く耳を傾け、一人一人に感想を述べてくれました。
最後に先生が自分の話をしてくれるのですが、これがいつ聴いても面白い話ばかりで、Yさんは感心していたのです。
「どうしていつもそんなに話題があるのですか」と、聞くと、先生は笑って「普段から、楽しませ貯金をしているからね」と答えます。
先生は、みんなを楽しませる話ができるよう、日々アンテナを張っているのだそうです。学生から話を聴くのも、その一環です。
「話のタネをたくさん持っている人は、人生が楽しい」。先生はそうも言いました。
仕事の話、趣味の話、季節の話など、話題になることは、身の回りにたくさんあります。人を楽しませる会話を心掛け、自分も楽しみましょう。

【今日の言葉】話のタネが会話に花を咲かせます

《一言コメント》
楽しませ貯金 とは、ユニークな発想です。
でも、その努力をするとこが素晴らしいなと思いました。
とても、必要なことですね。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/