3月29日(日)「一日の終わり」


あなたは一日の終わりのひと時をどのように過ごしているでしょうか。眠るまでの時間、スマホを操作し、ゲームをしたり誰かと連絡を取り合ったりする人も多いはずです。
情報機器は大変便利なものです。しかし、一方では目や頭を働かせ過ぎているのも事実でしょう。
『菜根譚』に「夜深く人静かなるとき、独り坐して心を観ずれば、始めて妄窮まりて、真独り露わるるを覚ゆ」という言葉があります。
皆が寝静まる夜、一人で静かに座っていると、もやもやした思いが晴れ、自分の本当の心が見えてくる、という意味です。
眠る寸前まで、絶えず情報のやりとりをしている私たちは、自分の心を知る時間すらなくしているのではないでしょうか。時には自分を見つめる時間も必要です。
忙しい毎日を過ごしているからこそ、一日の終わりには、自分の心に向き合う静かな時間をつくりたいものです。忘れていた感謝や、見失った目標など、スマホの検索では見つからなかった答えに気づくかもしれません。

【今日の言葉】心を見つめる時間をつくりましょう

《一言コメント》
一日の終わりは静かに反省
静かに一日を振り返る時間を持つことは、とても重要だと思います。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/