3月15日(日)「気配り・心配り」


Fさんは出張先でレストランに入りました。現地に着いたばかりだったので、トラベルケースとショルダーバッグという大荷物です。「大きな荷物があるのですが大丈夫ですか」と店員に言と、スペースに余裕のある広い席へと案内してくれました。
さらに「こちらをお使いください」と、バッグを入れるためのかごを持ってきてくれたのです。そのうえ、上着をかけるハンガーも用意してくれました。
食事時で混雑していたにもかかわらず、少しでもくつろげるようにと気遣ってくれたことに、旅の疲れが癒えるようでした。
あたりまえのことかもしれませんが、案外できていないお店も多いものです。おもてなしには、お客さまの様子をよく見て、どうすれば心地よく過ごしてもらえるかを考え、行動することが求められます。
お客さまと接する短い時間のなかで、満足していただくために必要なのは、観察力です。その力は急には身に付きません。
普段から、周囲に気と心を配り、どう対応すればいいのかを考えるようにしましょう。

【今日の言葉】「おもてなし」はよく見ることから

《一言コメント》
サービス業を営んでいる身として、この様なおもてなしができるように、日々、気配りできるように教育したいと思いました。

皆さんの意見も聞かせてください

※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで

https://www.kominike-pub.co.jp/