11月20日(水)「勧めるときは」


Fさんは健康のため、野菜中心の食生活を送っています。そのおかげで体調がよくなったので、知人にも勧めるようになりました。
ある日、同僚が「ダイエットのため」と昼食を抜いているのを見かけたFさんは、「そんな生活をしていたら病気になる。健康的な食事を教えてあげるよ」と声を掛けました。しかし同僚は、「放っておいてください」とぶぜんと答えたのです。
「あの人のためを思って言っているのに」と、Fさんは不満でなりません。その話を学生時代の先輩にすると、次のように言われました。
「どんなに良いことでも、相手の気持ちや状況をよく考えないと、うまく伝わらないよ。その人はみんなの前でそう言われたことが恥ずかしかったのかもしれないし、押し付けられるのが嫌だったのかもしれない」
先輩は、何かを勧めるときには、時機、場所、場合、方法をよく考える必要があるともアドバイスしてくれました。
自分の考えを押し付けると、反感を招くこともあります。相手のことを思いやり、慎重に伝えたいものです。

【今日の言葉】時機、場所、場合、方法が大事です

《今日の一言コメント》
押し付けと受け取られないように
アドバイスをする時に、相手の事を少し考えることが大事さなと思いました

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