11月7日(木)「外の世界」
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立教大学教授の中原淳さんは、自身が指導するゼミの学生が、「外の世界のさまざまな人々」に出会う機会を、できるだけつくるようにしているそうです。
学生たちは、大学教員が言うことよりも、「外の世界」の人に指摘された言葉のほうが心に刺さるようだ、と中原さんは語ります。
たとえば、企業で働く人に学生が話を聴きにいくと、皆一様に、次のようなことを言うそうです。
「自分が研究のテーマを理解していないことに、初めて気が付きました。本を読むのは大切なことなんですね」
それは、中原さんがすでに何度も指摘していることでした。それにもかかわらず、学生は「初めて気が付いた」と感じるのです。
外の世界からの刺激は、それくらい新鮮な驚きや発見があるということでしょう。また、狭い世界にこもっていると、その大切さに気が付かないことも多いのかもしれません。
新たな気づきを得るために、時には外の世界に出て、いろいろな人の話を聴きましょう。

【今日の言葉】外の世界に触れましょう

《一言コメント》
同じことでも、外部の人が言うと、新鮮に感じます
これは自分の子供を教育してみると強く感じますね(笑)

皆さんの感想も聞かせてください。