上海珈琲事情2007年4月  | handa pandaの珈琲探訪

handa pandaの珈琲探訪

日本人が作ったブラジル珈琲カルモシモサカを輸入、上海初の店頭焙煎珈琲店、珈露夢を立ち上げ、上海繁田珈琲焙煎倶楽部をつくり
さらに日本独自の文化ネルドリップ珈琲普及のために社団法人日本ネルドリップ珈琲普及協会を2016年8月に設立しました

2411d5ae.JPG久しぶりに雲南省に来た。今回の目的は雲南の目的は今回輸出されるコーヒーの現地確認及び検品作業。やっと日本向けコーヒーが出荷される。まだまだ納得のいくものではないが昨年の「パーローテン」も一緒にでる、ためしに皆さんに使って感想を聞きたいと思っている。現地はちょうど数日前に雨が降ったせいかコーヒーの花が咲いているコーヒー園にはいるとジャスミンの香りがする、じつは約30年ちかくコーヒーの仕事に携わっているがこれだけのコーヒーの花の香りをかいだことはない、なぜならコーヒー花の命は短いからだ。綺麗な白い小さな花は100日後に花の数だけ赤い熟した実になり、コーヒーとなる。花だけ見ると今年は豊作。中国のコーヒーといってもいろいろある。品種、つくり方、とくに農民の意識によって良くも悪くもなる。中国の農民の暮らしはけっして楽ではないでも一生懸命つくっている人、そんな農民にあうと褒めたくなる。「良い農場ですね、綺麗に整備されている、手入れが行き届いている」褒めるするとあれもこれもと自分の子供を自慢するかのごとく次々に農場を案内してくれる、いままで一度も自分のコーヒーを飲んだことがないという。いつか目の前で焙煎して飲ませてあげよう。