上海コーヒー事情2007 | handa pandaの珈琲探訪

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日本人が作ったブラジル珈琲カルモシモサカを輸入、上海初の店頭焙煎珈琲店、珈露夢を立ち上げ、上海繁田珈琲焙煎倶楽部をつくり
さらに日本独自の文化ネルドリップ珈琲普及のために社団法人日本ネルドリップ珈琲普及協会を2016年8月に設立しました

最近目に付く中国コーヒーに関する動きを紹介します。
1.中国初のコーヒー専門市場「三一国際コーヒー城」が広州に誕生した。これまでに、30あまりのコーヒー生産業者が入居している。
 中国ではいまコーヒーの消費量が増えている。2003年のコーヒーの消費量は19080トンで、1995年と比較すると倍になっており、中国人がコーヒーを飲みだしていることがわかる。一人当たりのコーヒー消費量は、14.7グラムで、米国人の0.35%、日本人の0.49%にすぎない。そのために、潜在的な市場は大きいと見られている。
 WTOの約束で、中国では近い将来にコーヒー原料の輸入にかかる関税が大幅に下がることになっており、生産設備も大量に導入される見込み。
2007年度はコーヒーの消費量が40%近い増加を示すと国際コーヒー協会では予想している。
どんなものか見に行きたいものです。

2.新京報によると米コーヒーチェーン大手スターバックスが今月3日から米国内の約半数の店舗でトランス脂肪酸を含む商品の販売をやめると発表したことを受けて、スターバックスのチャイナエリアでも今後トランス脂肪酸の使用を停止していくことになった。ただし具体的な日にちは明らかになっていない。
 スターバックス大中華区副総裁・翁以登によると、現在トランス脂肪酸を含まない食品への切り替えに努力している最中だとしながらも、各店舗の状況や客のニーズを考慮すると完全切り替えには今しばらく時間がかかりそうだと話している。
中国も健康重視

3.2年間にわたったスターバックス裁判にやっと決着がついた。
 1971年にアメリカで生まれたスターバックスは、全世界に店を展開し、1998年にはスターバックスの中国語名「星巴克」を中国で商標登録した。2000年からは星巴克有限公司を成立させ、上海・杭州・深圳などの各都市でチェーン店を展開していった。
 ところが、上海にはそれによくにた上海星巴克があった。この店は、スターバックスが上海に進出する前に星巴克を商標登録し、2003年から裁判で争われていた。2005年末に上海星巴克側が敗訴し、さらに上海市高級人民法院に上訴していた。
 上海星巴克は、市内南京東路と虹橋に店を構えている。裁判所によれば、星巴克はアメリカで十分な知名度を持っており、仮に登録した日時が本家本元より早くても、その知名度を利用した行為は悪意があるとして、スターバックス側の主張を認めた。
中国もかわりつつあります。

4.米国の家電量販店大手、「BEST BUY」が上海徐家匯の飛彫国際大厦に12月29日OPENする。中国語名は「百思買」で、値段交渉なしに最安値で売る形式を導入する。また、中国の量販店などによくある店員のわずらわしい「おせっかい」を一切なくし、いままでの上海では珍しい販売形式を取り入れるという。こういった米国式の販売方式が、上海の市民に受け入れられるか、注目されるところだ。 徐家匯の店舗面積は8000平方メートルで、3階から6階までのフロアを占有する。
早速いってきました。コーヒーメーカーがどんなものがあるかみにいってきたのですが海外品ではブラウンとフィリップスがメインでした。そこで気になったのがフィリップスのポッドマシーン。{Senseo}というフィリップスとモッコナのコラボレーション企画でした。モッコナはオランダのインスタントコーヒーメーカーですよ。(インスタントでは唯一飲める商品として昔売った記憶がありなつかしくおもいました)

5.最近ショッピングモールがあいついで開店しています。そんななかイギリスのコーヒーチェーン「コスタコーヒー」COSTACOFFEEは南京東路に12月22日オープン。そのほか五角場と浦東の百卿中環購物広場に27日オープン、2007年に40店その後300店舗までひろげるという意向とのこと。
ここ数年で中国のコーヒー市場は大きくかわることが考えられます。いままでのようないいいい加減なところは淘汰されていくかもしれせん。