今週は長男の学年末考査Week。
片道2時間弱もかかる通学路、いつもは私より1時間早く家を出て、私より2時間も遅く帰って来る。けれど今週は午前中のテストが終わったら真っ直ぐ帰って来て、お昼は家で食べる。それでも帰宅するのは2時過ぎ。
「お金渡すから学食で食べてきたらぁ~?」と言う私に「いやー、家で食べる」と。
これまではお握りにおかずなどを見つくろってお弁当箱やお皿に盛り、冷蔵庫に入れて「あっためて食べてね」と言って置いて行っていたが、今回からは「自炊」をさせることにした。
自炊と言っても、一人しかいない家で本格的に包丁やコンロを本格的に使わせるのはまだまだ不安なので(私がついているなら何でもやらせたいところなのだが)、とりあえずインスタントラーメンを作らせることにした。
私は出勤前にラーメンの袋とネギ、下ゆでしたほうれん草、鶏ハムのかたまり、解凍したコーンなどなどをあらかじめ準備しておく。長男は帰宅したらラーメンを茹でてネギを切ったり鶏ハムを好きなだけ切り分けたりと、具を足したりするだけでOK。
これが結構楽しいらしい。「明日は何か違うもの作りたい。新しい可能性を切り開く!」だと(大げさ)。
ということで、2日目はパスタにした。ソースはもちろんレトルトだが、パスタと一緒にブロッコリを茹でたり、トッピングにフレッシュバジルを散らしたりするよう、事前に指導。レタスときゅうりとミニトマトも置いておき、適当に切ってサラダにするよう指示。帰宅した私に「パスタ、美味しかったよ~」と笑顔の長男。
この調子で、インスタントやレトルトのチカラも借りながら、料理の何たるかを少しずつ体得していって欲しい。
しかし育ち盛りが毎昼レトルトじゃいくらなんでもね……という後ろめたさもあり、夜はハンバーグをせっせと手作りした。カレーとかハンバーグとかオムライスとか、いわゆる「ニッポンの洋食」「お子様だいすきメニュー」はほとんど作らない(作りたくない)私だが、だからこそ長男は密かにこういうものに憧れを抱いているらしい。
何ヶ月ぶりかに作ったハンバーグ、とりたてのアスパラとキャベツのビネガーサラダを添えて。ケチャップとソースで煮込み風にしましたよ。