みなさんごきげんよう
『おつち』です。
韓非子シリーズ、最終回になりました。
今回までご覧下さいまして
まことにありがとうございます。
今回は最後の回ということで
前回宣言したとおり
韓非子の真髄
の言葉に迫っていきたいと
思います。
『おつち』の個人的見解で
『韓非子』を解釈してしまう企画です。
違うなぁというところが
あるかもしれません。
そんときは、すみませんね😢
それでは参ります。
韓非子曰く
信賞必罰
(しんしょうひつばつ)
良いことをすれば
応じて賞を与えるが、
法によって悪が明らかになれば
必ず罰する
ここからは私の方の解釈です。
ここまでシリーズを
読んで下さった方なら
もうおわかりですね。
利害で人間は動くと捉えれば
ルールを守らせるために
必要なカギ
それが
信賞必罰
特に『罰』は必ず与える
というものです。
ルール、つまり『法』を守らせる
には権力が必要になります。
『罰』を執行する力が
あるから権力は維持されます。
そして『罰』だけでは
人々の不満が権力という船を
時に沈めてしまうことがあります。
そこで『賞』をうまく使い
ガス抜きをする
ということです。
民が模範的な生き方を
することができれば
『罰』をやたらに使わなくても
国は治まります。
例えば仕事でも
相手にしたら面倒だとか
きっちり仕事をやらないと
いちいちめんどくさいとか
そういう上司なら一目置かれますね。
牙があるものには
人間は舐めた態度を取りにくい訳です。
韓非子いかがでしたか?
最後に...
私は韓非子の哲学はまさに
日本の法治国家の元になっていながら
あんまり心から
賛同してはいません。
しかし嫌いだけど大事で
韓非子の視点で物事を見る物差しに
しています。
いわゆる私はこの哲学は
禁断哲学としています。
普段よっぽどでないと
使いたくないですが
使うときは追い詰められている
かもしれません。
韓非子を『おつち』が
解説してみました。
おつきあいくださりまして
ホントに

