山岳部に入部しての初めて登る山は暑寒別岳

増毛にある山で夏は中級レベルの山なのだが、登ったのは5月。

まだまだ雪が残っていて、登山道がどこにあるかわからない。

 

12時ころに行動開始。

最初、雪で登山道がわからずルートを間違えた。

しかし、地図読みでなんとか登山道に戻ることができた。

 

 

15時ころ、なんとかキャンプ地へ到着。

テントの設営やテントでの過ごし方などを教わった。

しかし、夕食を作るタイミングになって先輩が灯油ストーブの燃料を忘れたことが発覚。

ガスバーナーで最低限明日の飲み水を確保。残った燃料でカレーうどんを作る。

おいしくはないけど食べなければ明日行動することはできない。

 

 

2日目、4時に起床。

寝袋やマットを片付けて6時に出発。テントは設営したままにし、下山の時に回収する。

2日目の今日はキックステップなどの雪上歩行やアイゼン、ピッケルなどの使い方を教えてもらう。

キックステップはコツが必要で難しい。

しかし、それよりも雪上歩行は普通に歩くよりも体力を使う。少し登っただけでも息が切れてしまう。

ちょくちょく休憩をはさみながらゆっくりと山頂を目指す

 

 

もう少しで山頂というところが急傾斜できつい。

最後の急傾斜を登り山頂へ到着。

 

 

山頂は曇ってて景色は見えない。

登ったものしか味わえないご褒美が・・・

そして体が吹き飛ばされそうなくらい風が強い。

 

数分ほど休憩したのちに下山を開始。

下りは登りより楽であるが、雪の上での下山は難しい。

足を滑らせれば滑落するからだ。

それでも順調に下山をすることができた。

しかし、キャンプ地に戻ってみるとテントが飛ばされかけていた。

そのあとはテントを片付け下山を再開。

 

3時間ほど歩いただろうか。

くたくたになりながら登山口に到着。

下山後は増毛にある田中商店でラーメンを食べて今回の新人準備合宿を終えた。

 

今回はいろいろハプニングがあったが多くの課題を発見することができた。