続・風来坊 ~くずが見た広い世界~

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私は一体何者なのか…

それを探す為、生涯旅を続けていこうとおもいます。

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先日、関東で梅雨明けが発表されたが私は信用していない。

世間では気象庁が梅雨明けといったら梅雨が明けたものと思い込む。

しかし、

実際に梅雨明けを決めているのは気象庁ではない。

では誰が決めるのかというと、言わずと知れた「おてんとうさま」に他ならない。

雨季は雨季として確かに存在するものだろうが、「梅雨」や「梅雨明け」は人間が考え出した言葉に他ならない。

人間は自然界の中で目まぐるしい発達と進化を遂げてきた。しかし自然界の力は人間の考えを遥かに越えたものである。

実際に大地震によって絶対安全といわれた建築物が損壊した時、「想定外」という言葉が飛び交ったことは記憶に新しい。

人間が二足歩行をして間もない頃はその様な言葉はなかった筈である。

だからこそ、人間は目まぐるしい発達を遂げて今日に至ったのである。

しかし同時にその進化の過程において、「不可能」という概念を生み出したことも否めない。

人間界で生み出された様々な概念により、人間はその可能性をも失う場合も否めない。

不可能を可能にすることを「奇跡」と呼ぶが、

果たして奇跡を起こした人物たちは人間が生み出した概念を信用してきたであろうか。

そもそも、

発祥した頃の人類からすれば、今日の人類の姿そのものが「奇跡」に相違ない。

その奇跡を起こすことができたのは、当時の人類が「無知」で「無学」だったからに思えてならない。

確かに人間が生み出したあらゆる「学問」は素晴らしい。

しかし、それを可能性を狭める「概念」にかえてはならない。