3位タイガースとの差は6.5ゲームのまま変わらず、残り試合だけはどんどん減って、いよいよ最後の14連戦を残すだけとなりました。
残り試合だけ減って差は縮まるどころかジワジワと広がっている状況ですから、もう3位は絶望でしょう。
ファンの中には14連勝すればいいということを言っている人もいますから、それに水を差すのは悪いと思いつつも、そんなハイペースで勝った試しがないことを望むほうが無理というもの。

でもこの日の負けを誰よりも喜んでいるのは、他ならぬベイスターズ営業だと思います。
何しろジャイアンツのマジックが5のままで、今週末は横浜でジャイアンツ戦ですから大入りが予想されます。
いっそのこと、三塁側から外野のビジターシートまで全席共通で1万円とかで売ればガッポリ儲かりそうですけど、その分ベイスターズファンは見たくもないものを見させれれるわけですから。

試合の方は前田健と三浦の投げ合いで引き締まったゲームになりましたが、少々疑問に感じたのが7回表三浦に代打を送った場面です。
一応1点のリードで継投に入っていくのに最近のブルペンが少々心もとないので、できるだけ点を取っておきたいという気持ちはわかります。
その直前に山崎にバントをさせていますが、三浦をそのまま打席に立たせてもう一つ送りバントということは考えられなかったのでしょうか。
それも先頭打者が出塁して山崎の場合は、ほぼすべて送りバントという硬直した采配の方がおかしいとは思いますが。

案の定林が打たれて逆転負けですが、打たれたボールは決して悪いボールではありませんが、またしても同じボールを続けましたし、エルドレッドが苦手としているインハイのストレートでもありませんでした。
いつものことですが、やはりこの日も捕手のリードという点では問題が残りました。
林の方は少し前にも書きましたが、最近はかなり調子を落としているようです。
とは言ってもソトは外国人枠の問題がありますし、大原慎は故障中ということで他に投げる左腕がいないという現状があります。
今年のベイスターズのブルペンは誰一人として年間通して安定した成績を残す人がいません。
それは完全にコーチの責任で、しっかりとコンディショニングをしてやらないといけないでしょう。