試合前の練習でカープ田中が打球を頭に受けて登録抹消となりました。
前から不思議に思っていたのですが、打撃練習をやっている横でノックを上げて選手がそれを追っています。
フリーバッティングの打球はどこへ飛んでくるのかわからないのに、選手はノックの方に集中するわけですから、とても危険だと思っていました。
時間をずらすとか、サブグラウンドでもあれば場所を分けてもいいと思うのですが、それも難しいのかもしれません。
いずれにしてもできるだけ早い時期に復活してもらいたいものです。

試合の方はプロの試合とは思えないプレーの連続でした。
まずは3回にモスコーソのフィルダースチョイス、これは白崎がベースの前へ出て受けているので、タッチが追いタッチになったわけですが、なぜベースの前にいたのでしょうか。
ベース上で構えていれば問題なくアウトにできたはずです。

5回には白崎が落球していますが、このプレーは最初電車バックをしてそれから反転して追いましたが、実は私自身がそれでエラーをしたことがあります。
何があってもまず先に落下点に入るのが重要ですから、基本ができていないということでしょう。
同じようなプレーが8回にもありましたが、こちらの方はグリエル・白崎・梶谷の誰も自分で取りに行く気がなく、あわててグリエルが捕りにいって間に合わず。
これは記録がヒットになりましたがエラーでいいでしょう。
プロですからこういう打球を捕球できないのなら、査定でマイナスになる記録の方がいいと思います。

6回にも白崎がゴロの捕球をミスしていますが、天然芝のグラウンドで人工芝と同じプレーをしているという愚かさ。
9回は梶谷がギリギリのプレーですが、スライディング・キャッチに失敗して大きく弾いてしまいました。
これだけは仕方ない面はありますが、シングルヒットで余計な失点を重ねないようにしてもらいたいものです。

これだけ守備で足を引っ張られたのですが、モスコーソは9勝目。
投球内容はここ数ヶ月で最悪でしたが、そういう時に限って打線が援護してくれます。
問題なのは9回5点リードで登板した三上です。
もともと上から投げたり横から投げたりしますが、リリースポイントが安定せずにボールが高めに浮いてしまいます。
この状態では僅差のゲームでのクローザーは無理でしょう。

こんな内容の試合ではCS狙うなんて恥ずかしいから口に出さないでもらいたいのですけど。