浦安三社のひとつに数えられる稲荷神社は、豊受大神を祀る神社ですが、創建年代は不明です。
元禄2年(1689年)に善養寺から移し祀ったものであるといわれていて、大正時代には相殿の神さまとして応神天皇と春日大神をお祀りする神社であったとされています。
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第二次世界大戦中の昭和19年(1944年)にはアメリカ軍の爆撃によって破損、それを修復した昭和34年(1959年)以降は、浦安の街の急速な宅地化と埋め立てによって地盤沈下が起こり、昭和59年(1984年)に地盤を強化して拝殿を新築、本殿の改修が完成しました。
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一説には稲荷神社の祀祭神は稲蒼魂命だといわれ、元の名を宇加之御魂神というそうです。
この神は字を倉稲、すなわち一切の食物を司るとされ、豊宇気毘売神と同一神だといわれています。
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さらに豊受大神と称されて外宮の豊受大神宮にも祀られ、五穀最成・飲成五社大明神の筆頭の神で、大己貴命・大田命・大宮姫命・保食命の五柱を総じて五穀の神として穀物豊穣の神として信仰されてきました。
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どこにも見つからなかったのですが、この神社には「大鯨の碑」があるはずでした。
昔の東京湾は水が澄み、小魚が多かったので鯨のエサが多かったため、よく鯨が浦安の海岸まで現れたそうです。
今、鯨が現れたら大騒ぎになっていることでしょう。
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