上野散歩10＠正岡子規球場

2006年(平成18年)上野公園の開園130周年を記念して作られた正岡子規記念球場。
明日から松山でプロ野球があるというタイミングで、こんなところを。

正岡子規は日本に野球が伝えられてすぐ、その著書の中で野球について触れることが多く、野球用語の日本語訳にも尽力しました。
また、随筆「筆まかせ」の中で1890年(明治23年)３月21日午後、上野公園博物館横の空き地で野球をやっていたことが書かれています。

ここに刻まれた句「春風やまりを投げたき草の原」はその時に詠まれた句で、子規の野球に対する思いがよく伝わってきます。

子規は野球をやっていた頃は捕手でした。
捕手というポジションは本当に野球が好きな人でないとできないポジションですし、それだけでも本当の野球好きというのがよくわかります。

東京都が管理する草野球専用の球場ですが、外野は一応人工芝となっています。
草野球でも歴史の１ページを築いてきた野球場でプレーができるようになりました。