昨日は、なぜか二日連続長兄が来ていました。
長兄とその彼女さん。
あれ?
私の長兄は結婚してて、子供も三人いるんじゃなかったっけ?と思っている諸君。
そう、いろいろあるのです(笑)
そこは、はしょっておいて下さい^_^;
車屋の長兄はボルボV70というスゥェーデンの車、今はフォードの傘下なのである意味アメリカ車に乗っているのですけれど、ボロ家の私の実家の前に、私の車と長兄のボルボが止まっていると物凄く不自然です。
むしろ、そんな車乗らずにもっと両親に親孝行して、生活を助けてあげれば?みたいな感じに思えて来ます(笑)
それはともかく、そうそして両親と私と長兄とその彼女さんで、温泉銭湯に行く事になりました。
久々の家族でお風呂。
なかなかいいものですね。
しかし…
そこには蒸風呂的なものがありました。
それを見つけた長兄…
長兄「蒸風呂、お前はいらへんの?」
私「ええぇなんか見るからに暑そうやん…」
長兄「はいらへんの?ほれ、今一つ開いとんで。はよ入ってこいさ。」
そう。
長兄は絶対入りたいのです。
でも、どんなのか分からないので、まず私に様子をうかがわせる為に、私に強引に蒸風呂をすすめてくるのです。
で…
弟と言うものは結局兄の無茶を聞きいれるものです。
行きましたよ私(笑)
うん。
思ったほど暑くない…
むしろ寒いくらいかも(笑)
そう思っていると長兄が私の前にやってきて、「どうや」と。
私は上記のような感想を述べると、すかさず「そうか、ちょっと代われ。」
はい。
もはやただのジャイアンです(笑)
私と13歳はなれているので長兄は43歳…
私のような30歳も嫌ですが、こんな43歳がいると少し安心します(笑)
そう言えば…
私が小学生低学年の頃…
家族旅行に行った温泉で…
そこは露天風呂に野生の猿が入りにくるという温泉だったのですが、ちょうど父、私、次兄、長兄で露天風呂に入っていた時…
長兄がミカンを持って露天風呂に入っていたのです。
そこには、猿に食べ物を与えると危険ですのでおやめ下さいの看板。
そう、食べ物があるとわかると野生の猿は人を怖がる事なく、それを奪いに来るのです。
はい。
来ました。
とびきりでかい猿が…
あきらかに長兄の持っているミカンを狙っています。
危険を感じた父はまだ幼い私を抱きかかえ、内風呂に避難しました。
そして、二十歳だった長兄は二つ下の次兄に自分の持っていたミカンを投げ渡し、父と私の次に内風呂に避難してきました。
そして事もあろうに…
長兄は何の罪もない次兄に猿のターゲットでもあるミカンを強引に渡したばかりか、内風呂から露天風呂へ出る扉の鍵をかけてしまったのです…
外に取り残された次兄…
迫りくる野生の猿の恐怖に、開けて~っっと必死に叫び、扉をたたく次兄…
幼い私がはっきり覚えている、初めて目にした人生における裏切りと犠牲…(笑)
まぁそれに気づいた父がカギを開けてミカンを遠くに投げ捨てた次兄が血相をかいて、内風呂にとびこんで、事なきをえたのですが。
長兄は怖し(笑)
いまだに、兄貴達が集まると、この話が出て来ますが。
皆さんに兄弟はいますか?
もし、いるなら、猿のでる露天風呂に入る時は、一番内風呂の近くで入浴するようにしてください(笑)