奈良の薬師寺金堂に祀られている薬師三尊像
中央に薬師如来、右に日光菩薩、左に月光菩薩が並んでいる
およそ1300年前の仏像である




奈良薬師寺金堂



17年前の2008年、東京上野国立博物館で日光菩薩と月光菩薩が展示された
なぜか東京にいて、この二体の仏像を見た
通常は仏像の後ろにある後光をかたどった装飾「光背」があるので
後姿を見ることができないが、上の国立博物館ではその後姿を見ることができた




右からから日光菩薩、薬師如来、月光菩薩




月光菩薩



それまでは仏像を見ても「ふ~ん…」という感じだだったが
この時の「日光月光菩薩」の後姿は大きく心を引き付けられるものであり
銅像とはいえ忘れられない光景となっている

東大寺の大仏様もいいけど
この静かな薬師寺に祀られている仏像を
またいつか見たいと思っている

どうしたんだろね
仏様を見ても「作りものだし…」と思っていた人が
もう1回見たいというのは何でしょね

奈良と京都どっちもいいが
ワタクシは奈良のほうが好きかもしれない
心静かに拝観したいと思っております
あの世が近くなったか?