サッカーの話 | コーディネーターCarlosのブログ ボカジャパン・ワールドイレブンジャパン(アルゼンチンサッカー留学)

サッカーの話

Buenas Noches.



打合せを前にBlogを書いてます。


最近、打合せや、電話などで誰かと話す事が多いです。


そして、当然ですが、テーマに上がるのはサッカーの話。


昨日もサッカークリニックの編集長とお会いし、
インタビューを受けた後に食事に向かい、
ずっとサッカーの話でした。


さすが、編集長だけあって、詳しい、詳しい。
日本のサッカー事情を勉強する良い機会になりました。


でも、その場では気づかないですけど、
外から会話を聞いてたら、めちゃくちゃマニアックな話してるなって思います。


技術について、ブラジルサッカーとアルゼンチンサッカーの違い、
育成について、文化の違い等々...テーマは尽きないです。


面白いですよ。


たまに「そんなにサッカーの話してて飽きない?」とか聞かれたり、
自分でも「あぁ~もうサッカーの話はしたくない」とか言ったりしますけど、
気づいたら喉がカラカラになるまで話てる。そんな感じです。


でも、一度だけ、「もう無理!」って思った事があります。


それは、確か05年にアルゼンチンに遠征に行った時の事。


その時、アルゼンチンの指導者2人と2週間、相部屋で過ごしたんですが、
完全にサッカーノイローゼになりそうになりました。


朝は、サッカー専門チャンネルの番組を見ながら、サッカー談議。


昼間はもちろん、子供達の指導もあるんで、ピッチで一緒に指導の話。


夜は一日の反省を日本人指導者を交えて、
一日の練習(or 試合)で「誰が良かった、悪かった」、
「ここを改善すべきだ!」の反省会。


そして、反省会も無事終わり、日本人指導者の方は部屋に戻り、
自分達も部屋に戻って電気を消すと、しばらくして...


アルゼンチンコーチが部屋の電気をつけ:
「カルロス!言い忘れた事がある!紙コップ6個と日本のコーチ達を呼んで来い!」


俺:「マジで!起きてる時に話せば良いだろ!(怒)」


コーチ:「いいから!早く持ってこい!明日対戦するラシンのボランチの注意点を話すのを忘れた!」


明日話せば良いっしょ!?って思うんですけど、
彼らにプレッシャー負けし、日本人コーチを起こて紙コップを持って行くと、
それをベッドの上に並べて、フォーメーションの話...おいおい...


そして、時計の針が1時を過ぎた頃、ようやく話が終わり、
部屋の電気を消す自分。


いつまた何か思い出すかわからないんで、
しばらく真っ暗な部屋で様子をうかがう事に。


「....」



「....ZZZ....ZZZ...」



よっしゃ!完ぺきに寝た!これで安心だ!と思って自分も眠りについた30分後、



「....」




「うぅ~...うぅ~...」




「カヌカー!そっちじゃなーい!もっと左だー!」




「タナカー!シュータ!(シュート)、シュータ!(シュート)」



ガーン!この人達、寝言でもサッカーの話かよ...
ってなった事があります(笑)


サッカー依存症。重症患者です。



それ以来、遠征の時は部屋を分けてもらう事にしました(笑)



でも、だからこそ、彼らの中には独自のサッカー哲学というものが確立されているんでしょうね。



おっ!時間だ。
では、打合せに行ってきます!


BYE


Carlos