一方その頃。同居人は。
早い段階から引き抜きに遭い、別作業へ。
別の農場へ。

去年まで手つかずだったブロック(だだっ広い)にひたすら穴を掘る作業。。
突然言われて水も食料も大して持たず。流れる冷や汗。。あがる土埃。
風は冷たく乾燥してすぐに水が欲しくなる。。ツルハシを持つ力が失われていく。意識が遠退く。。

刑務所?苦役労働??

待ちに待った休憩時間。移動を急かされて持ってきた食料はどれも水分の取られるスナックばかり。
そのうちのひとつであるハッシュポテトを開けたら、勢いがついて砂利に落とす。拾い上げて、砂利の付いたそれを見つめ、、そして口に運ぶ。。

水道までなんとかたどり着くもなぜか水が出ない。
水を求めてさまよい、たどり着いた前日に作業していた人が置いていったであろうウォータータンク。
一応中を確認すると、うっすら砂が浮かんでいる。。朦朧とした意識の中で見つめ、そして飲む。

エジプトで作業してた?奴隷??


そして休憩明け、あと穴を3つ掘れば終わるというところでまた車に乗せられ元の農場へ戻される。