スペインにマジンガーZ(の銅像)が建てられているのをご存知でしょうか。
しかも、スペイン東部、バルセロナにほど近い、古代ローマ遺跡で有名なタラゴナ市の公園に。
これは、スペインをはじめとして、ヨーロッパにおいてマジンガーZが爆発的人気を博していたことに起因します。
1970年代放送当時、なんと視聴率80%というモンスターアニメだったのです。
しかし、なぜこのような場所にひとりポツンとたたずんでいるのか。
1980年代、新興住宅地建設が決まり、そのモニュメントとして人気キャラクターだった正義の味方、マジンガーZを建てます。
しかし、経済の悪化により、計画は頓挫。
建設業者が去った時、そこには、いち早く建設されていたマジンガーZの銅像だけが取り残されたというわけです。
しかし、この銅像。相当のクオリティーの高さが伺えます。
10年前に建てられたにも関わらず、劣化はほとんど見られません。
ディテールの表現も非常に丁寧です。
こうして見ると、どこか物悲しさが漂いますが、メイドインジャパンのアニメの人気ぶりを示すひとつのエピソードと言えそうです。
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