私の次女は、今年大学を卒業後、
大手建築系の企業に就職し、現在北関東に配属され従事しています。
彼女は仕事が楽しい、といつも言っていて、親としては本当に安心しています。
でも、、、今時珍しいなぁ、
と思いながら、帰省の際に具体的に聞いてみたところ、
『私は、マルチタスクが得意なの』という。
マルチタスク
つまり、いろいろな作業を並行して処理すること。
彼女は
たくさんの仕事を”時間内”にこなすことにやりがいを感じ、
それを褒められることで、人間関係までもいい方向に構築していく。
だから仕事は楽しいのだそう。
その根底に、
大学時代、
レポート提出、キャリコンサルタントの試験、舞台2本を同時期にこなす必要があった時、
ものすごい大変で、どうしていいかわからなくなったこともあったけど、
その時、すべてに結果を出したことが、
最高の達成感を体で感じ、今の自分を作ってる、という。
今まさに、マルチタスク時代ともいえるだろう。
複数の仕事を持つことが当たり前の世の中だから。
もしかして私も、マルチタスク能力を発揮している一人ではないか。
人材ビジネス、商品開発、EC通販サイト事業、この三本のことを常に考えなくてはいけない。
昔、よく私は『脳内が取っ散らかってる』と思ってた。
どこを締め切りとするかはその作業によって変わってくるが、
とにかく、ごちゃごちゃを整理整頓して、脳内にファイル化して、
期限内にやるべき姿に変えていく。
言葉でいえばこんな感じなのかな。(笑)
娘の口からそんな言葉が出てくるとは思いもしなく、私は本当にうれしく思う。
マルチタスクには、コミュニケーション能力が不可欠だから、彼女には備わっている、ということになる。
それができるから、いいとか悪いとかそういう問題ではなくて、
自分の得意な仕事のやり方で、毎日が充実していることが大事なのです。
シングルタスクももちろん大事で、それが自分の仕事のやり方として合ってるか,合っていないかということ。
自分にはどんな仕事のスタイルが心地いいのか、
どんな方法だったら、
お互いが心地よく仕事ができるか。
今一度じっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。