じつはおとといの国会イベントに元総理の鳩山由紀夫さんがいらっしゃる予定で。


最初に喋ることになっててあたしも楽しみにしていたのだけど大事な方のお葬式で室蘭に行かなくてはならなくて来れなかったの💧


代わりに録画した物を送ってくれてそれを見たのだけどその内容をご紹介したいの。


最初のところは録音して無かったので抜けてるけれど来れなくなった理由と、その方がどれだけご自身にとって大切な人だったかを言われているの。


鳩山さんはあたしの最寄り駅でマイクで話されているのを見た事があってご本人は少し楽しまれている感じで「今日は運転手付きのリムジンではなく運転手付きの電車で来たのだ」と豪語されていたのを覚えているの。


ちまたでは民主党はやっぱり駄目だったとか言われていた頃のおはなしね。


あたしもみんながいうならそうなのかも? と思ったしルーピーだの宇宙人だのいう人格攻撃に反論をしないどころか、むしろ面白がってさえいたの。


それにあの頃は「そんな事ないと思う」なんて言おう物なら難しい人って思われて会話続かないし初対面との人との軽い世間話だったらもう話してくれなくなったでしょう。


コ◯ナでもそう。


日本人はみんなでわぁっと同じ方を向いてそれで連帯を確かめ合う習性があるの。


これが冷静に正しい方向で連帯できればよいのだけど💧


人間のいちばんの敵は偏見、そして無知。


大丈夫よ、偏見は持っている事に気づければ克服できるので。


前おきが長くなってしまったけれどご紹介するわ。


日本(にっぽん)は米軍基地の縮小、撤退の方向を強く強く求めて行くべきであります。私(わたくし)の力が不足しておりまして普天間基地の移設先を辺野古に戻してしまいましたけれども、軟弱地盤もあり 2 兆円をはるかに超える予算が必要で、しかもいつ完成するかも分からない辺野古の新基地建設は即刻、中止すべきであります。出来上がっても滑走路が短いなどとても不便で、米軍の幹部の方が「普天間の移設先は普天間である」とまで言い放つ始末でございます。卑屈なまでに米国に従属する姿勢は、長く続いた安倍政権から菅(すが)政権に引き継がれ、岸田政権において極まってしまいました。安倍政権では明白に憲法違反であるにも関わらず集団的自衛権の行使を容認する法整備を行なって米国がアジアなどで起こす戦争に、戦争を放棄したはずの日本が協力を求められるという懸念が高まっております。また岸田政権では米国の要求に従って防衛費を増額して 5 年間で 43 兆円として防衛費をGDPの 2 %にまで高める事になりました。さらには先制攻撃で敵基地を攻撃出来る能力を持つことも謳われたのであります。その結果、本来ならば教育とか或いは少子化対策とかに、まさに倍増して子供の命を守らなければならないその予算が防衛費に費やされる事になってしまいました。こんな日本で良いのでしょうか。そもそも何でこんなに急激に防衛費を増やさなければならないのでしょうか。それは政府が米国と一緒になって中国を脅威と捉えて、例えば安保 3 文書においては中国を最大の戦略的挑戦と言い続けたのでございます。そしていたずらに台湾有事を煽る事によって沖縄そして南西諸島がミサイル基地化され米国からトマホークなど高額な武器を買わされる事になりました。しかし万が一にも日本が中国と戦う事になれば狭い日本の国土はミサイルの嵐で荒廃するしかありません。日本は戦争という物を「絶対に」避けなければならないのでございます。日本の進むべき道は 1972 年の日中共同宣言に戻って台湾は中国の一部であるという中国政府の立場を尊重してあらゆる紛争を平和的な手段で解決をして武力による威嚇に決して訴えない事であります。すなわち、外交安全保障に関しては米国への従属志向を強めている政府に対して「いやそうではないぞ」と米国から自立した、まさに友愛精神に基づく外交安全保障の道を示すべきではないでしょうか。私は「友愛」とは自己の尊厳や自由を尊重する代わりに他者に対しても尊厳や自由を尊重する精神と解釈しています。分かりやすく言えば「友愛」とは相互尊重、相互理解、そして相互扶助の精神であります。欧米はややもすると価値観の同じ国家だけを同志と見做して価値観の異なる国家を敵視したり排除したりします。それはしばしば戦争を引き起こしてしまいます。一方、東洋には「和を持って尊しと為す」という思想がございます。価値観の異なる者同士が喧嘩するのではなくお互いに異なる考えを持っている事を寧ろ尊重して理解する「和」を大切にするのであります。従って私は「和」を大切にする東洋の思想がもっと広まれば世界はより平和に導かれて行くと、そのように固く信じているのであります。紆余曲折がありましたけれども西洋には EU という共同体が出来上がっております。EU には様々な批判がある事は私も承知しておりますけれども、少なくとも EU の内部では二度と戦火を交える事が無くなった、ということでは評価をすべきではないでしょうか。すなわち EU は不戦共同体なのであります。私は東アジアを不戦共同体にすべく、東アジア共同体の創設を訴えています。西洋で出来て、和を大切にする東洋で共同体が出来ないはずは無い、私はそう信じておるのであります。習近平主席は人類運命共同体と主張しておられますけれども、私は友愛精神で世界を共同体にしたい、そしてまずは東アジアを一つの共同体にしたいと強く願っています。ところが世界では戦争が絶える事がありません。2022 年のロシアのウクライナ侵攻は決して許される事ではありませんでしたけれども、なぜそのような事態になったか、というその真因を確かめる事なく欧米諸国はロシアを一方的に批判してウクライナ支援を続けています。結局のところ欧米諸国は価値観の異なるロシアを弱体化させる為にウクライナを支援しているかの様であります。しかし世界では「グローバル・サウス」を始め圧倒的に多くの国々がロシアへの経済制裁には冷ややかでございます。グローバル南北戦争が起きつつあるという見方もあります。今の自民党政権ではとても無理でありますけれども私は日本が G7 とグローバル・サウスの仲介に立って友愛精神の元に、グローバル南北戦争が起きるのを未然に防ぐ役割を果たす存在になってもらいたい、そう切に願っています。私は 2009 年に総理就任後の施政方針演説におきまして前の年に訪れましたマホトマ・ガンジー氏への慰霊碑に書かれていた「7つの世界的大罪」を国会議員に伝えました。

◯理念なき政治

◯労働なき富

◯良心なき快楽

◯人格なき教育

◯道徳なき商業

◯人間性なき科学、そして

◯犠牲なき宗教

まさに今の世界が抱えている諸問題を鋭く言い当てているのではないでしょうか。特に理念なき政治が日本のみならず世界を席巻してしまっているかのようで大変に危惧しております。お集まりの皆さんにはどの様な理念で衰退した日本を立て直すか、大いに論じて頂いてそこから協力の道筋を見出していただきたいと強く願います。


まったくそのとおりで。


鳩山さんみたいな学者で人格者こそ総理にふさわしいのに・・・。


今の総理。


そういえばこんな事もあったわ ↓


この記者会見の 2 日後の 4月6日午後3時56分頃、沖縄県伊良部島の北約 6 キロの海上で陸上自衛隊第 8 師団坂本雄一師団長他 9 名を乗せた UH60JA ヘリコプターが墜落し全員が死亡。離陸 10 分後の出来事。飛行目的、墜落原因ともに不明とされた。


謎の多い事故。