さっき美容室の人から電話があったの。


男性は受けていないのでって言われたの。


どうもおかしいと思ったの。


やっぱり若い人には男性と思われているのね。


ことの始まりは 4 月だったの。


パイプオルガンで面識のあったあるカトリックのご婦人と久しぶりに会うことになったの。


私達がともにお世話になったある故人を偲ぶ会を彼女が思いついてほかの人にも声をかけたのだけど来なかったの。


その時はいつするかまではきめてなかったの。


結局ふたりであたしのおすすめの東松山のカレー屋さんに行く事になったの。


その少し前に近所にとても素敵な美容室を見つけていたの。


小さなお家みたいなところで前の塀みたいなのが穴があいててそれがまたお洒落で。


説明がへたでごめんなさい。


特に夕方や夜に中からこぼれる光が綺麗なの。


そこには看板が何もなかったので勇気をふるいおこして中に入るとやっぱりそうでだれかの髪を切っている最中だったの


お願いしたいむねをつたえると 5 月まで予約がいっぱいだと仰るの。


おひとりでされているのですかって訊いたらやっぱりそうだったの。


中も外と同じく落ち着いた雰囲気だったの。


こういうところをずっと探していたの。


今回は間に合わなかったけれどきっとあたしの一生のお気に入りになる事でしょう。


そうしてもし名刺などあればいただけませんかってお願いしたら灰色の名刺の大きさの薄めの紙にお店の名前と電話番号をかいてくれたの。


あたしは来る時は電話してから来ますとお伝えして去ったの。


4 月のある日の夕方のことね。


そうしてもう 6 月も終わりでさすがに空いているはずって思って先日、電話したの。


ところが出てくれなくて転送されてから留守番電話になったの。


接客中ですので、という録音が流れたの。


でも留守番電話は苦手なので切ってしまったの。


そして別の日にまた電話してみたの。


ところがまた留守番電話になったの。


今度は勇気をだして吹き込んで電話番号も入れたの。


それがお昼で、お昼すぎに折り返しの電話があったようなのだけどあたしの電話が鳴らなくしてあったのであいにく気づけなかったの。


夕方それに気づいてまたかけたのだけどまた留守番電話であたしはもう何にも入れなかったの。


またのおり返しは、なし。


そういった事にもめげず、今日のお昼にまた電話したの。


また留守番電話になったの。


後ろ髪が長すぎる気がするのでととのえてほしいって今度はすこしくわしく入れてまた電話番号も入れたの。


その折り返し電話がさっきあって出たの。


6 月は予約がいっぱいだと言われたの。


でも今日は 7月3日 だったの。


でもあたしは言葉ではなく意思を汲みとったの。


そのあとに男性は受け付けていないのだと言われたの。


悲しかったの。




▼ 翌々日に追記


男性を排除する理由は聞いていないけれど。


男性は不潔だし特有のニオイがあって不快(確かにあたしも嫌)だし。


見かけも気持ちわるいし暴力的だし犯罪をおかす率も高いので避けたい、女性同士で守り合いたい、というのなら。


黒人は見かけが黒くて気持ちわるいし暴力的だし犯罪をおかす率も高いので白人同士で守り合いましょう。


電車もお店も黒人の入れないところを作りましょう、というのと何が違うの?


そういうのが正当化できない事を世界中の人が認めたのはあなたもご存じのとおり。


女性専用車両なんて他の国にある?


いつまで続けられるのかしら?


ガラパゴスの日本。


やっぱりもう存続はむりなのかも。


岸田首相が宣言したようにグレートリセットしないと。