あなた。


梅の季節ね。


あじさいも満開だしそろそろ梅雨かしら。


おととい卵とエリンギを買いにいったときに梅の初物があったの。


その時に買っておいた物がだいたい熟れたので今日、梅酒を仕込んだの。


梅干しは去年、全滅して懲りたので今年はいつも通り梅酒だけね。


あたしが梅酒を作る時は出来るだけお酒を少なくするよう心がけているの。


お酒に弱いのと濃いのが作りたいので。


まず香りをよくするために青かったら熟らす。


でもよい匂いになってぼんやりしているとイヤな匂いがまじってくるのでいつ漬けるかが大事なの。


今朝ニオイを嗅いだら少し行きすぎていたの。


やや柔らかくなった梅をびんの底に 5 個並べて。


真ん中に 1 個置いて。


また周りに 5 個並べて。


それを繰り返しながら隙間があれば氷砂糖を押しこむ。


氷砂糖は梅 1 キロに対し 1 キロ使うと言う人が多いけれど、とてもそんなには入らないわ。


このル・パルフェの縦長の瓶、梅が柔らかくて詰め方にムダがなければぎりぎり 1 キロ入る事をあたしは知っているの。


梅を無事 1 キロ詰め終わったル・パルフェの瓶。


ぎゅうぎゅうには押し込まないでね。


皮が破れるとしぼまなくなるし梅酒が汚れるので。


すきまなく詰められるように大きさを吟味しながら置いていくのがこつよ。


それからホワイトリカーも上までは注がずに途中までにしておいて梅の汁が出て上がって来るのを待ってね。


でも氷砂糖の量が少なすぎると梅がぱんぱんのままでしぼんでこないので。


たぶんこの量ではそうなると思う。


でもその時は様子を見ながら氷砂糖を上から足していけば大丈夫。


お砂糖もできるだけ少なく、だわ。


秋になって生姜がとれればまた熱い生姜梅酒を作って今年の冬も風邪とは無縁な事でしょう。


そうそう。


あのニンニクの花みたいな中に入っていた赤ちゃんニンニク。


むかごって言うのだって。


それでニンニクの茎はそろそろ枯れてきたので赤ちゃんを救い出してあげたの。


今日の夕方。


放っておけば茎が倒れてむかごが地面についてそこで発芽するのでしょうけど。


そこは苺の新しい苗を作りたかったりするので別の場所をあけて植えてあげたの。


とても小さいニンニク。


暑い夏を越せるかしら・・・。


ニンニクである事にかわりはないし球根を太らせるためには秋に植える必要があるので。


たぶん葉っぱがのびてきて枯れるだけでおわる気がする・・・。


スペインにんにくを春に植えた時はそうだったので。


ごくわずか生き残ったのを秋に植え直したけれどほとんどは暑さで腐って消えてしまったの。


植え直した物は出来は小さかったけれど今日、収穫したわ。


ニンニクは今日すべて収穫。


青森のホワイト六片はまあまあの出来。


ちなみにむかごって下から登っていくのね。


どうりでニンニクの形をしているわけだわ。


登っている途中の物もあったの。


登り始めたばかりの物もあってそれは茎がそこだけ太くなっているの。


中にはむかご。


エレベーターみたいだわ。


自然というものは想像を絶する仕組みをもっているのね。


明日は歯医者さんの日で骨の CT を撮って来るわ。


塩の入った丸型タッパーにたまたま持っていた LED ヘッドランプを載せて作った間接光照明(実物はもっと暗い)。懐中電灯の方が座りが良く見た目も良いかも知れない。



▼ 2 日後に追記


きのう氷砂糖を足して今日、梅が沁みでた果汁に沈んだの。


舐めてみるともう美味しい。


あとは熟成を待つのみだわ。


2 日後の6月13日の梅酒の様子。結局使った氷砂糖の量は 280 グラム。