今日のお昼は暖かかったわね。
雪のあとはいよいよ春に向かうのだわ。
市民農園には久しぶりにちらほらと人影がみえたの。
地面はぐちゃぐちゃ。
それほどの広さではないけれどほうれん草がとれ続けているの。
毎日お鍋いっぱいのほうれん草をたべて心なしか元気。
それできょうのおはなしは音楽の事なの。
あたしが子供のころに再発見したバッハ。
他にもたくさんの作曲家がいるけれどバッハのいるとこまでたどりつけた人は誰もいない。
音楽の語る中身でいうと。
特にパイプオルガンの曲。
もはや、人の言葉ではないのね。
そんな中にわりと大きな物で「トッカータとフーガへ長調」っていうのがあって。
BWV 540。
この曲は上からきらきらと光のかけらがふり注ぐ感じがするの。
この曲にバッハが自分の名前をサインしているの。
いいえ、楽譜の上に、ではなくて、音楽の中に。
BACH の主題によるフーガ、っていうのがあるでしょう。
あれとおんなじで。
ドイツの書き方だと B(ベー)はシのフラット。
H(ハー)はシ。
なので BACH はあたしたちのいう B♭-A-C-B っていう半音階になるのね。
これの透かしがしれっと入っているの。
この曲の中に。
探してみられるといいわ。
一ばんいいとこで入ってるから。
すでに気づいている方も多いのではないかしら・・・。
誰かの映像をご紹介しようとも思ったのだけれど残念ながらあの光のふる感じが再現できてるのがなかったの。
インターネットには。
音楽は体にとりこむ物。
いったん取り込めば消えないであたし達を守ってくれるの。
そして間違ったことに進んでしまいそうな時やおかしな物にまどわされそうな時。
生まれたばかりの時にひきもどしてくれるの。
今のあたしの区画の様子。
今日の夕焼け。明日の予報は晴れのちくもり。