明日からまた寒くなりそうね❄️

まずはあたしがおととしの 9 月だったかにお会いした小峰一雄先生の記事のご紹介。

歯周病のひとは歯周ポケットから染み出す液が酸性だったという日本大学の研究にふれられているの。

血液や唾液にかんしていえばこれが酸性だと歯に問題がおきたりガンになりやすかったりと良いことがなく。

その原因はお肉や乳製品の摂りすぎ、それから炭水化物の摂りすぎであって。

pH をはかるだけでガン体質かどうかがわかるほどだと先生は仰るの。



あたしも前に 1960 年にかかれたこちらの論文↓ を読んで

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1949/13/4/13_4_266/_pdf


歯や骨を強くするにはリンに対するカルシウムの元素質量比(モル比ではない事に注意)がだいたい 1 の時にカルシウムの利用が最大になると知ったの。


カルシウムやリンの含有量は食品成分表をみればわかるので計算してみると、なるほどって思ったの。


確かに論文にあるように、カルシウムを添加しないかぎりこうする事はむり。


でもだいたいの人が病気にならずにいられるのは過剰なリンをなんなく排出できたりするおかげなのでしょうね。


でも歯や骨に問題がある人はそうはいかないと思うの。




今日はまた市場食堂でねぎとろ丼をいただいたの❤️


市場食堂のねぎとろ丼大盛り。


食材の量は推測になるけれど Ca/P 比を計算してみると ↓



食材の量から各栄養素の量を推測。上の献立のカルシウム/リン比は 0.06。


凄い❗️


リンがずばぬけているわね💦


Ca/P が 1 どころか 0.06❗️


ブログの中で先生が「乳製品や動物性タンパク質の摂取は約15倍のリン過剰になるのでした」と仰っているのは、あながちでたらめでもなかったようね。


うたがってごめんなさい。


もっとも栄養はそれだけではないのでたまにこういうのも良いかもしれないのだけれど


実際、夕食が要らないほど満足するし。


ふだんは気をつけようと思ったの。


ええ、もちろん今は確かめているの。


たとえばこれ ↓


菠薐草と舞茸のスパゲッティ。5 日前の昼食。


菠薐草と舞茸のスパゲッティの場合。


Ca/P は 1.02👌


がんばったわ。


ただ、カルシウムは補っているの。


食後の感覚は軽くて、かといってすぐにお腹がすいて困ることもなく。


だからといって毎日だと飽きてしまうかもね。




次に和食の例をご紹介。


写真はないけれど献立は「里芋のお味噌汁とほうれん草のお浸しと納豆」✨ ↓


和食の例。


Ca/P は 0.81。


う〜ん、まずまず❓


これやってみるとわかるのだけど意外とむずかしいの。


とくに、リンを減らすのが。


食事の設計とでもいうの?


とにかく、美食といわれるものはだいたいリンが凄い事になっていると思うので確かめてみることをおすすめするわ。




ちなみにこの表はタブレットにいれた表計算ソフトで作った物で ↓


今もとても役に立ってくれている初代 iPad mini。


はじめは、カルシウムが 1 日にどれくらい摂れているか知りたかったの。


マグネシウムやリンやビタミンはついで。


比率なんかを気にし始めたのは最近。


それでたまたまなのだけど。


ご飯の量が同じでも、ビタミン B2 の多い少ないによって、お腹の持ちつまりスタミナが違う事になんとなくきづいたの。


これは本当に不思議な事で。


それでかりにだけど 「穀類 100 グラムにつきビタミン B2 が 0.4 ミリグラム必要である」として、たりているかを出してみたのが Ca/P の下にある数字。


ご飯には十分なおかずが必要で、おかずがなければ体がうけつけないと思うの。


ふつうの人は。


でもあたしのようなすぐに我慢してしまうタイプの人には、こういう目安があるとよいと思うの。


おかずが足りなすぎる事も多すぎる事もなくなるので。


信じられないでしょうけど 5 年前のあたしは夕食だけでお米を炊く前の量で 300 グラムも食べていたの!


なぜって、外国の生活でふっくらつやつやになって健康的になって疲れ知らずになった体のままでいたかったので。


おかずなんて飾りで、味の問題にすぎなくて、なければなくてもいい。


エネルギーであるお米さえ食べられれば。


そうして、おぇっおえって吐きそうになりながらつめこんでいたの。


それでも少しずつやせていくし、なぜか歯のぐらぐらも急激に進むしで、どうしてよいのかわからなくてえーん


何が違うの❓


日本では人と話す事がないからストレスのせい❓ まわりの環境のせい❓ なんて思っていたのだけど。


たぶん一ばんの問題は食事だったのだと思う。


食事を新たな目でみるようになってからは歯垢もつかなくなったし、安定して来ているように感じるので。


今、通っている歯周病の歯医者さんには 1 日 5 回磨くように言われているのだけど実はもう朝と寝る前しか磨いてなくて。


良く磨けてるって言われるので大丈夫みたい。


考えてみれば歯槽骨を失いはじめたのが一人暮らしをはじめてからなのね。


同じことで悩んでいる方にはくれぐれもあたしとおんなじ間違いはしないでほしいの


お願いね。




▼ 翌日に追記


リンを減らすのが大変っていったけどビタミン B2 を増やそうとするとリンがどうしても多くなるの。


そうして Ca/P を下げる事ができなくなるの。


両立のむずかしい、いいかえると一種の矛盾ってとこかしら?


B2 の多いものはだいたいがタンパク質の多い物で、そういうのはだいたいリンも多いの。


そもそもお米のリンが多いの。


種(たね)などの子孫を残すためにあるものに多いのでしょう。


DNA の構成元素の一つがリン?


なのでよけいに下がらない。


それで色々調べたらリンに対してビタミン B2 が多めの物もあるにはあってたとえば舞茸や納豆や魚のぶり。


微生物がかかわっている物つまり発酵食品がとりわけ優れているのかも。


調べられてはいないけれど、お漬物や塩麹なんかも良いかもしれない。


玄米はリンの観点からはおすすめしないの。


健康に良いなんていう人もいるけどね。


お米をついてから食べるっていう、昔から人がしてきた事にはたぶんちゃんと意味があるのだと思う。


玄米食の人にガンが多いなんていう話もあるので。


ちょっとした気付きから色んなことが垣間見えたの。


まだまだ勉強だわ・・・。